走れる“アラ還”森脇健児(59)がバラエティでジワリ露出が増加中 一時はレギュラー0本から“復活”を遂げたワケ
テレビ業界はまもなく秋の改編期に入る。その時期、各局が放送する特番の中でも大型なのがTBSの「オールスター感謝祭」だ。10月10日の放送は記念すべき70回目で、いつもより50分拡大して6時間超えの生放送となる。ムダに長いと思う方もいるだろうが、番組を心待ちにしているのがお笑いタレントの森脇健児(59)だ。とにかく“走る”ことで、「千鳥の鬼レンチャン」(フジテレビ)などバラエティ番組への出演を増やしている。おかげで、現在、愛知県で開催中のアジア競技大会2026で聖火ランナーを務めるなど“走る”イベントにも引っ張りだこ。
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森脇といえば、春と秋に放送される「オールスター感謝祭」の人気コーナー“赤坂5丁目ミニマラソン”の常連で知られる。今回で実に連続46回目の出場となる。民放プロデューサーは言う。

「彼は2003年秋の“5丁目マラソン”に36歳で初出場し、初優勝したことで久しぶりに注目されたんです。なにせ当時、彼はキー局の番組とは無縁と言っていい状態でしたから」
50代ならよく憶えているだろう。90年代初め、森脇は“アイドル芸人”として売れに売れていた。
「彼は文武両道で知られる京都の名門・洛南高校の陸上部の出身で、4×100メートルリレーでインターハイにも出場しました。そのころから芸人を目指していたそうです」
後に100メートル走で日本人初の9秒台を出した桐生祥秀の母校でもある。
「84年、高2の時、第1回松竹芸能タレントオーディションに合格。養成所に所属しながら陸上部の部活にも参加していました。その後、漫才師の若井はやと師匠に弟子入りし、88年に関西ローカルの夕方の帯番組『ざまぁKANKAN!』(読売テレビ)の司会に起用されて人気者に。90年に東京へ進出しました」
ダウンタウンも87年にスタートした関西ローカルの夕方の帯番組「4時ですよ~だ」(毎日放送)で人気となり、東京に進出した。時期的にも近い。
レギュラー12本
「森脇もすぐに東京でレギュラーを獲得しました。『笑っていいとも!』(フジテレビ)や冠番組『夢がMORI MORI』(同前)はじめ、多いときにはドラマを含めレギュラーは12本あったそうです」
「夢がMORIMORI」には大人気になる前のSMAPも出演していたが、森脇のMORIだったのか。
「森脇と森口博子が司会でしたからね。SMAPの元メンバー・森且行のMORIでもあるとも言われますが、後付けじゃないでしょうか。ともあれ、当時の森脇はSMAPよりも格上でした。インタビューでも答えていますが、8000万円のマンションを5年ローンで買ったり、1200万円と850万円のベンツ2台をキャッシュで買ったりしていたそうです」
何か芸があったのだろうか。
「特に芸というほどのものはありませんでしたが、見た目のさわやかさとノリの良さが人気だったのだと思います」
当時、人気絶頂の吉田栄作と男性化粧品のCMに出演したのも話題となった。ところが、一気に露出が減った。
「17年に出演した『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日)で彼自身が明かしていますが、30歳の時、レギュラーはゼロに。タモリさん、笑福亭鶴瓶さん、三宅裕司さんという大物芸能人に顰蹙を買うような勘違いぶりで、芸能界を干されたと……。この放送が評判となり、タレント・森脇が再び注目されました」
もっとも、このころも「オールスター感謝祭」の“5丁目マラソン”には毎回出場していた。
「フジテレビがどうなっても」
「東京でレギュラーを失った後はマンションやベンツを売り払い、大阪に戻って再び若井はやと師匠の付き人となり、貯金を切り崩して生活していたそうです。そしてたまたま呼ばれた『オールスター感謝祭』で優勝した時から陸上にも目覚め、毎日10キロの走り込みを続けているといいます」
いまや「千鳥の鬼レンチャン」(フジ)の“400m走サバイバルレンチャン”のレギュラーも務める“走るタレント”だ。ちなみにこの企画は12人の男性芸能人が400m走を来ない、1レースごとに下位が脱落、それを繰り返して生き残った4人で400m走の決勝を行うという地獄のようなレースだ。
「森脇はもともとフジの番組で育てられたようなところもありますし、義理に厚いところもあるので、『フジがどうなってもオファーは絶対に受ける』なんて言っているそうです」
とはいえ、来年2月には還暦を迎える森脇。昨年春には大腿骨内顆軟骨損傷と内側半月板損傷で右膝の手術も行っている。
「決して老化ではないと本人は言い張っています。今後も“5丁目マラソン”や『鬼レンチャン』に出演するでしょうし、最近では『SASUKE』(TBS)の完全制覇も狙っているそうです。何歳になっても走りたいそうですよ。テレビ局としても、還暦間近であれだけ体を動かせる芸能人は少ないですし、ギャラもそれほど高くない。後輩芸人からもいい意味で突っ込まれまくるレアな先輩としても重宝されています。“走り芸”はしばらく安泰でしょう」
デイリー新潮編集部
