「ヤニねこ」

写真拡大

2026年9月11日、中国のポータルサイト・捜狐に「ヤニねこ」の声優に加護亜依が登場したことを紹介する記事が掲載された。

記事は、「『ヤニねこ』というアニメは、いったいどれほど遊び心にあふれているのだろうか。第10話の放送後、視聴者は制作陣がかなり『いわくつきの経歴を持つ』声優を起用していたことに気づいた。それが、元モーニング娘。のメンバーである加護亜依である。現在の声優としての演技だけを見れば、今回の起用はなかなか珍しいコラボレーションにすぎない。しかし、加護の過去の経歴を踏まえると、この組み合わせは一気に微妙な意味合いを帯びてくる」と述べた。

続けて、「加護は幼い頃に日本のアイドルグループ・モーニング娘。に加入し、瞬く間に人気アイドルとなった。ところが17歳で未成年喫煙が報じられたことで謹慎処分を受け、その後、再び喫煙が発覚したことでさらに大きな騒動となり、最終的には所属事務所を離れることになった。こうした経歴もあり、日本の芸能界では長らく『加護亜依』と『喫煙』というキーワードが特殊な結びつきを持っていた」と説明した。

また、「『ヤニねこ』は、まさに喫煙を中心的な要素として描く作品である。原作では、猫のキャラクターたちを通して、喫煙や依存症など、さまざまな乱れた生活をシュールに描いている。猫たちはとてもかわいらしく見えるが、実際の生活はまったくそうではない。実は『ヤニねこ』は、第10巻の発売時点ですでに加護との接点があった。当時、加護は単行本に『こんなにカワイイにゃんこなのにヤニに人生狂わされるなんて!!ヤニって人生変えちゃうよね…』との推薦コメントを寄せていた」と紹介した。

さらに、「この数年後に彼女自身がアニメ版の『ヤニねこ』で声優を務めることになるとは、誰も予想していなかったかもしれない。加護本人も公式にコメントを寄せ『あんなにかわいいねこたちがアニメとして動いて、声出して動いてるのを見て感動しました』と述べている。また、今回は急遽参加することになったと説明し、自身の演技にも注目してほしいと呼びかけた」とした。

その上で、「20年以上の時を経ても、加護の過去と作品がこのように奇妙な形で重なり合うとは思わなかったとの声が上がっている。一方で、今回のコラボレーションはあまりにも話題性が高く、このオファーには多少『因縁』のようなものを感じると冗談めかして語る人もいた。ただ、今回のコラボレーションを特別なものにしているのは、やはり『ヤニねこ』という作品そのものだろう」と論じた。

また、「この作品の最大の特徴は、現実の生活にある気まずさや情けなさ、さらには目を背けたくなるような要素までを、かわいらしい猫たちに背負わせて描いている点にある。その結果、今回は声優の起用にまで、作品のテーマと現実世界との間に奇妙な呼応が生まれることとなった」とした。

そして、「原作者・にゃんにゃんファクトリー氏も、加護が第10話に参加したことへ感謝を伝え、喜びを示した。『ヤニねこ』は、本当に話題の作り方をよくわかっている。何よりも驚くべきなのは、猫、たばこ、そしてかつてのあのアイドルが声優として本当に一つの作品の中に集結してしまったことである」と強調した。(翻訳・編集/岩田)