ロバーツ監督 山本由伸の投球内容を大絶賛「まさに本来の山本」 最大長所は「その場でリセットする能力」
◇ナ・リーグ ドジャース4-0レッズ(2026年9月15日 シンシナティ)
ドジャースは15日(日本時間16日)、敵地でレッズ相手に勝利を収め、連勝で貯金を今季最多タイの33とし、5年連続となる地区優勝に向けての優勝マジックは「2」となった。先発の山本由伸投手(28)は7回1安打無失点の好投で、メジャー自己最多を更新する14勝目をマーク。デーブ・ロバーツ監督(54)は盤石の投球でチームを勝利に導いた山本の投球内容を大絶賛した。
山本は立ち上がり、珍しく制球に苦しんだ。先頭のホルヘにストレートの四球を与えると、続くデラクルスにもカウント0-1から4球連続ボールで2者連続四球。ペースをつかむ前に無死一、二塁のピンチを招いたが、即座に修正してみせた。3番・スチュワートを内角高め96.2マイル(約154.8キロ)直球で投飛に打ち取ると、続くブルデーをスプリットで右飛。2死二、三塁まで局面を進めたが、最後はスアレスを96.1マイル(約154.7キロ)外角直球で三ゴロに仕留めてスコアボードに「0」を入れた。
味方が先制した直後の2回からは本来の安定感を取り戻した。2回は13球で3者凡退。3回2死からデラクルスに初安打を浴びたが、以降は13人連続アウトと、淡々と回を重ね、今季27試合目の登板で21度目のクオリティースタート(QS=6投球回以上、自責点3以内)を記録。盤石の内容で7回を投げ切り、チームが勝つ確率を最大限に高めた。
ロバーツ監督は「最初の2人の打者を除けば、まさに本来の山本であり、非常に攻撃的で細かすぎず、相手打者に過剰な敬意を払わず、という投球でした」と絶賛。「最初は、球数や2つの四球などで、あまり有望には見えませんでしたが、その後、彼がいつものように物事を調整し、それが可能になりました。そして7イニングを投げ切ることができたのは本当に良かったです」と最大限の評価を与えた。
改めてマウンド上の背番号18から学んだこともあった。「私が山本について学んだことの一つは、彼は試合中にその場でリセットする能力があり、ダブルプレー、三振、ポップフライなどが必要な場面で、しっかりと抑えるための投球ができるということです。完全に集中や同調ができていない状態であっても、深呼吸をしてリセットし、イニングを組み立てて続行する能力があります。それは彼から本当に学んだことです」と言葉をかみしめた。

