SpaceX(スペースX)は日本時間2026年9月14日、アメリカのケープカナベラル宇宙軍基地から「Falcon 9(ファルコン9)」ロケットを打ち上げ、SESの通信衛星「O3b mPOWER」3機を所定の軌道へ投入しました。


打ち上げに関する情報は以下の通りです。


打ち上げ情報:Falcon 9(O3b mPOWER 11-13)

・ロケット:Falcon 9 Block 5
・打ち上げ日時:日本時間 2026年9月14日 3時49分
・発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地 SLC-40(アメリカ)
・ペイロード:O3b mPOWER 11、O3b mPOWER 12、O3b mPOWER 13


O3b mPOWERは、SESが中軌道で運用する通信衛星コンステレーションです。各衛星はBoeing(ボーイング)が製造しており、企業や政府機関、通信事業者、航空・海運分野などに低遅延の通信サービスを提供します。


O3b mPOWER 11、O3b mPOWER 12、O3b mPOWER 13は(11号機~13号機)は、初期コンステレーションを構成する最後の3機です。今回の打ち上げにより、初期コンステレーションを構成する13機の打ち上げが完了しました。3機は軌道上昇や機器の確認を経て、2027年半ばまでにサービスを開始する予定です。


Falcon 9とFalcon Heavyで通算700回目

今回使用されたFalcon 9の第1段ブースター「B1080」は、今回が29回目の飛行です。B1080はこれまでに、有人宇宙飛行ミッション「Ax-2」「Ax-3」、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の宇宙望遠鏡「Euclid」、国際宇宙ステーションへの物資補給ミッション「CRS-30」「NG-21」、SESの通信衛星「ASTRA 1P」、22回のStarlinkミッションに使用されています。


直前の飛行は2026年7月14日に実施された「Starlink Group 10-45」で、前回から今回までの飛行間隔は約61日です。


打ち上げから約8分46秒後、B1080は大西洋上のドローン船「A Shortfall of Gravitas(ASOG)」へのランディングに成功しました。


なお、アメリカの宇宙専門メディア「Spaceflight Now」によると、今回のミッションはFalcon 9とFalcon Heavy(ファルコンヘビー)を合わせて通算700回目の打ち上げとなりました。内訳はFalcon 9が687回、Falcon Heavyが13回です。


関連画像

【▲ 通信衛星「O3b mPOWER」11号機から13号機を搭載して打ち上げられるSpaceXの「Falcon 9」ロケット(Credit: SpaceX)】

 


文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部


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