女児が7階から転落もBMWがクッションになり生還、親は賠償額を聞いて態度一変-中国メディア
2026年9月11日、中国メディア・観察者網は、湖南省で女子児童が夢遊病により自宅の7階から転落したものの、階下に駐車されていたBMWの上に落ちて一命を取り留めた事案について、保護者側が車の損害査定額を知った後に態度を一変させ、賠償をめぐり車主との間で対立が生じていると報じた。
記事は、澎湃新聞や新民週刊などの報道として、湖南省衡陽市で7日の午前2時~3時ごろに女児が夢遊病の状態でマンションの7階にある自宅に取り付けられている防犯用格子窓の小窓を鍵で開けて転落し、階下に駐車していたBMW車に直撃したと紹介。車のサンルーフや座席シートなどが大破したものの、車がクッションとなったことで女児はすり傷と骨折にとどまり命に別条はなく、自力で自宅へ戻った後に病院へ搬送されたと伝えた。
記事によると、被害を受けたBMW車は所有者の周(ジョウ)さんが2年前に購入したもの。周さんは取材に対し、女児の保護者側から修理期間中の通勤タクシー代を負担したいと申し出があったものの、「まずは子供の治療を優先し、その後に車を直してくれればそれでよい」と断ったことを明かしたという。
また、澎湃新聞が8日に報じた内容として、周さんは「話し合いが順調に進めば示談になるかもしれない。不調なら、代位求償を検討することになる」と語っていたこと、紅星新聞の9日付報道内容として、女児の父親が取材に対し「これ以上災難を重ねたくない」と回答を拒否したことを記事は紹介している。
記事はさらに、新華日報の11日付報道として、保護者側が損害査定額が約5万元(約115万円)だと知ると態度を一変させ、修理費用を抑えるために純正部品ではなく中古の解体部品を使うよう求めたほか、周さんが撮影・記録していた一連の動画を削除するよう要求し、削除しなければプライバシー侵害で提訴すると主張したと紹介。周さんは保護者側の要求について「受け入れられない」と述べており、賠償方法を巡る双方の話し合いが順調に進んでいないことを伝えた。(編集・翻訳/川尻)

