群馬県が「事前通行規制」の導入を検討 全国のアンダーパス冠水事故受け
全国で大雨によるアンダーパスの冠水事故が相次いでいることを受け、県は冠水前に通行を規制する「予防的な事前通行規制」の導入を検討することを明らかにしました。
県によりますと、県内には国や県、市町村が管理するアンダーパスがあわせて50カ所あります。このうち、10カ所を県が管理していて、冠水が15センチに達すると通行止めにする基準を設けています。
一方、全国でアンダーパスの冠水による重大な事故が発生していることから県は今後、実際の雨量や水位だけでなく気象庁が発表する大雨の見通しや線状降水帯の情報なども活用し、冠水前の「予防的な事前通行規制」の導入を検討します。
県が管理する10カ所のうち、過去に冠水したことがある高崎市の江木アンダー、伊勢崎市の三ツ木アンダー、それに館林市の千代田アンダーと岡野アンダーの4カ所の検討を始める方針です。アンダーパスを巡っては、国が全国7カ所の国道で冠水が起きる前に通行止めとする規制を導入しています。
県では、9月補正予算案で東毛地域を中心とした7月の豪雨災害を受け、アンダーパスの排水対策をはじめ、道路の冠水対策や伐木対策などに4億6400万円を盛り込んでいて道路の緊急対策を進めることにしています。
