iPhoneが折りたたみスマホに参入...大画面は素晴らしいが、価格は「中古車と同じくらい」
アップル社は折りたたみ式のiPhoneを2026年10月23日に発売すると発表した。「Nスタ」(TBS系・9月10日放送)で話題になったのは、その価格の高さだった。井上貴博キャスターは「中古車が買える」と目を丸くし、TBSスペシャルコメンテーターの星浩さんは「売れるかなあ」と首をひねった。
最上級モデルは57万4800円
新モデルは「iPhone Duo」と呼ばれ、折りたたまれている時は手のひらほどの大きさだが、広げると7.6インチとiPhoneとしては最大の画面となり、厚さは5.2ミリで、こちらは最薄。年内にはiPadのデジタルペンで書き込みもできるようになるというから、たしかに便利ではある。
ただ、価格は高い。256GBが36万4800円からで、2TBの最上級モデルは57万4800円だ。井上キャスターは思わず「中古のクルマが買えますよ」。TBS報道局経済部の室谷陽太記者は「価格は手が届きづらいんですが、iPhoneとタブレットを一緒に使うことを考えたら、いいなと思って買う人が多いんじゃないかなということなんですね」と説明したが、星さんは「多いかなあ」とつぶやいた。
折りたたみ式で先行するのは韓国、中国。日本は手を出していない
ただ、スマホは折りたたみの時代になろうとしているようだ。
「世界で折りたたみスマホの市場はどんどん拡大するという予測が出ているんです」と室谷記者は報告する。日本国内でも、2025年の出荷台数は33万台だったが、今年26年は76万台、30年には253万台と予測されているという。市場をリードしているのは韓国のSamsungや中国のOPPOなどの製品で、そこに今回、アップルが参入した。日本製品はない。
井上キャスターは「もともと折りたたみ携帯って日本のお家芸だったのが、ガラパゴスと言われて(衰退しました)。1周回って、世界が(折りたたみを)新たな商機にとらえているということだと思うんですけど」と星さんに聞く。
「付加価値を付けるという競争になって、今は日本の方がむしろ慎重というか、臆病なので。ガラパゴスの失敗があるので、新しいことにはあまり手を出さないというのが、どんどん追い抜かれることになっているんですよね」と解説した。
あまり高機能、高性能のスマホを持っても、使いこなせず、宝の持ち腐れになりそうで......。
(シニアエディター 関口一喜)

