圧力鍋でおかゆを炊いたら爆発、「買って1年しかたってない」-中国
中国・河南省商丘市で圧力鍋が爆発する事故があった。河南省の地元テレビ局の番組「都市報道」が8日に伝えた。
当事者の鮑(バオ)さんによると、問題の圧力鍋は息子が1980元(約4万5000円)で購入してくれたもの。先日の夜、いつものように翌日のおかゆを炊くために圧力鍋をセットし、予約調理のボタンを押した。ところが、翌朝に厨房のドアを開けると、圧力鍋が爆発しており、壁や天井などが破損していたという。
鮑さんは「幸い、その夜は誰もいなかった」「買ってから1年ちょっとしかたっていないのに突然爆発した。天井や煙突まで壊れ、圧力鍋もバラバラになり、壁じゅうに破片が飛び散った」と語った。事故による損失は3000~4000元(約6万8000~9万1000円)だという。
鮑さんは「毎回、正常な方法で使用し、使用後には必ず清掃していた」とし、圧力鍋そのものに欠陥があったのではないかと疑っている。
メーカー側は「爆発が人為的なものか、機械の故障によるものかを調べるため、まず圧力鍋を送ってほしい。その後に修理や賠償について話し合う」としているが、鮑さんは「もし送った後に(メーカーの)責任を認めてもらえなかったら、証拠がなくなってしまう」と納得できない様子だった。
弁護士の付建(フー・ジエン)氏は、「圧力鍋がいったん鮑さんの管理下を離れれば、重要な証拠物の確保という点で不利な立場に置かれることになる」として、安易に送り返さないよう勧めた。その上で、「メーカー側が事故原因を自ら立証する必要があり、そうでなければ相応の賠償責任を負うことになる」と指摘した。
報道によると、協議の結果、メーカー側は新しい圧力鍋と交換し、天井などの損傷について500元(約1万1000円)を賠償する意向を示したという。(翻訳・編集/北田)

