30年以内に70%の確率で起こると言われている首都直下地震に備えようと、群馬県沼田市と東京都板橋区が合同で避難訓練を行いました。

板橋区が被災した場合に沼田市が区民を受け入れることを想定したもので、10日は首都直下地震で板橋区が被災したことを想定して板橋区民が沼田市のホテルに避難する訓練が行われました。沼田市は、板橋区など13の自治体と首都直下地震など大規模災害が発生した場合に住民が宿泊施設などに互いに避難できる相互援助協定を結んでいます。

訓練はこの協定に基づき行われ、板橋区の区民約30人や区の職員らが参加しました。医療機関やスーパーの場所を確認しておくことなど避難生活を過ごす上でのポイントが説明されたあと、参加者は市の職員の誘導で避難先のホテルに向かいました。ホテルに着いた区民らは客室や浴場などを見学し被災したときの過ごし方について理解を深めていました。

近年の災害では避難所でのストレスなどからおきる「災害関連死」が問題になっているとして、沼田市は今後も市内のホテルに協力を呼びかけるなどして受け入れ体制を強化する考えです。