角田裕毅を“暗にディスった”のか 波紋を呼ぶフェルスタッペン発言の意図は? 俄然注目されるスペインGPでの「結果」

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スペインGPに継続参戦が正式に決まった角田(C)Getty Images

 F1での代役出場が続く角田裕毅は、今週末のスペインGPに3戦連続で参戦することになった。

 サマーブレイク中に左手首を負傷したアイザック・ハジャーが離脱する代わりに、レーシングブルズのリアム・ローソンがオランダGPからレッドブルに駆り出され、角田は空席となったローソンのマシンを継続してドライブする。自身の今季初戦となったオランダGPで11位、続くイタリアGPで10位入賞を果たし、2戦連続入賞が期待される。

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 角田はチームリリースを通じ、「再び走る機会を得られて、とても楽しみ。先週末にポイントを獲得できたことも大きい。ポジティブな結果で自信もついた。この勢いを次のレースにもつなげていきたい」とコメント。あらためて結果を見据えた。

 レギュラードライバーらとのギャップを埋める要素となるのが、今GPの舞台となるサーキットだ。新設のマドリンクは公道も使うハイブリッドコースで、全選手が初走行となる。

「マドリンクは全員にとって初めてのサーキット。ストリートサーキットでさらに難しさが加わる。このようなコースで限界まで攻めるためには自信が必要。十分な準備が求められる」

 ここ数年の実質的な市街地コースはサウジアラビア、モナコ、アゼルバイジャン、シンガポール、ラスベガスだった。角田は昨季のアゼルバイジャンGPで6位に入るなど3度入賞を果たし、伝統のモナコGPでも2024年に8位でポイントを獲得している。ゆえに今年も予選のパフォーマンス次第では上位入賞のチャンスである。

 「さらにポイントを持ち帰られるよう願っている」--。レーシングブルズはコンストラクターズランキングで5位につけており、6位のアルピーヌとは13点差。角田の出場は、今回のスペインGPが最後とみられ、来季のF1レギュラーシートを再び獲得を果たすためにもぶざまなレースはできない。

 ここ数日はレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、英公共放送『BBC』のインタビューで語った内容が物議を醸している。今季からレギュレーション変更されたF1マシンのパフォーマンスに不満を示しているのだが、発言の中で角田の名前が出され、「悪意はないが、ユウキを見てほしい。彼はオランダGPでそのマシンを一度もドライブしていなかったのに、すぐに競争力を発揮した。マシンがドライバーの操作に対して鈍感だからだ」と言い放った。

 これは今季のマシンはドライバーの実力に関係なく上位で走らせることができるとの意味合いが込められているとみられるが、一方で角田を暗にディスったのでは、との指摘もある。いずれにしても、角田にとってスペインGPが名誉挽回のグランプリとなることを願うばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]