満身創痍の大谷翔平 ボブルヘッドデーの観客数が予想を下回り、約4000個の人形が余った 現地では「人気に陰り」と報道も
試合開始を待つ観客の熱気に交じり、9月1日(現地時間)のドジャースタジアムは華やかな雰囲気に包まれていた。中心にいたのは、この日、始球式に登場したNumber_iの3人。彼らがグラウンドに姿を見せると、場内が大きな歓声に沸いた。
【写真】フルスモークのベントレーから出てくる私服姿の大谷翔平。他、ファミリーで空港に到着した大谷の姿や第2子出産発表前のメガネにマスク姿の真美子さん(全身)なども
「マウンドに立ったのは野球経験のある岸優太さん(30才)で、見事にノーバウンドで投げ切りました。ドジャースの日本人選手について聞かれた平野紫耀さん(29才)は"誇りですね。歴史上の人物に今日、会えるみたいな感じ"と声を弾ませていた。試合中も、大谷翔平選手(32才)の打席では一段と大きな声援を送っていました」(現地ジャーナリスト)
だが、その歓声を浴びていた背番号17の体は、すでに限界だった。その2日後に大谷は、4試合続けて出場を見送られたのだ。
「6月から左膝の炎症を抱え、投げる方は右腕の張りを訴えた7月3日を最後に登板していません。打つ方も12試合ホームランが出ず、欠場直前の試合では4度の三振。空振りのたびに顔をしかめ、右腕を気にするしぐさもしていました。痛みを表に出さない大谷選手としては非常に珍しい」(前出・現地ジャーナリスト)
そんななか、球団の"ある数字"が掘り起こされ話題となった。7月8日の「ボブルヘッドデー」である。首が揺れる選手の人形を来場者に無料で配る、アメリカ球界の名物イベント。この日は先着5万4000人に大谷の人形が配られるはずだったが、観衆は4万9996人。単純計算で約4000個が余ったことになる。
移籍1年目の同イベント時には、球場周辺が大渋滞になるほどの行列ができていただけに、「大谷人気に陰りが」と報じる米メディアもあった。
今季のメジャーリーグは、前年より観客が増えた球団は30球団中、11球団。残る19球団は客を減らしている。だが、そのなかでドジャースは13年連続でリーグ最多動員。他球団が席を埋めあぐねる時代に、大谷のいるチームだけは別格なのだ。
「7月のボブルヘッドデーは観客数が予想を下回りましたが、メジャー全体で見ると大谷選手は最も客を呼べる選手のひとりに違いない。3連覇を狙うチームの看板であり、10年総額7億ドル(契約時のレートで約1015億円)を背負う立場です。
今回の欠場も、7月30日以来35日ぶり。痛みを抱えたまま出続けていたわけで、本音を言えばもっと早く休ませるべきでした。首の不調を球団に伝えたのも大谷選手自身だといいます。弱音を吐かない人が、初めて"休場"を選んだ。その葛藤は相当なものだったはずで、満身創痍だったと言えるでしょう」(スポーツライター)
大谷が外れた4試合、チームは4連勝で首位を快走している。休んだ分は、必ず返す。あの男が、このまま終わるはずがない。
※女性セブン2026年9月24日号
