競泳・本多灯被告 SNSで謝罪「これからの行動を通じて自らの責任を果たしていきたい」信頼回復誓う
制限速度を超えて車を運転し、対向車両と衝突して相手にケガを負わせたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪に問われた競泳男子200メートルバタフライで21年東京五輪銀メダリストの本多灯被告(24)が9日、自身のインスタグラムで謝罪した。この日、東京地裁立川支部は、拘禁刑1年、執行猶予3年(求刑拘禁刑1年)の判決を言い渡された。
本多被告は文書の画像を投稿。文書には「本日、私が起こした交通事故に関して判決が言い渡されました」と報告し「改めまして、この場をお借りして今回の事故によりお怪我をされた被害者の方に心より深くお詫び申し上げます。また、被害者のご家族の皆様にも、多大なご心配とご負担をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。
拘禁刑1年、執行猶予3年(求刑拘禁刑1年)の判決を言い渡されたことに「自分が起こした行為の重大さとその責任について厳粛に受け止めております」と心境を明かし「それと同時に、事故後に所属先や日本水泳連盟への報告が遅れたことについても、社会人として、また競技者としてあるまじき対応であったと深く反省しております」と記した。
また「競技活動を続けるなかで、本当に多くの方々に支えていただき、応援していただいていたにもかかわらず、その信頼を損なう行為をしてしまいました。改めて、日ごろより応援してくださっている皆様、スポンサーの皆様、所属先、日本水泳連盟をはじめ、多くの関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことに心よりお詫び申し上げます」と再度謝罪の思いをつづった。
今後については「また、日本水泳連盟、所属先から示される今後の措置についても、真摯に受け止めてまいります」と説明し「今回のことを決して忘れることなく、今後も自分自身の行動と責任に向き合い続け、二度とこのようなことを起こさないよう、日々の行動を改めてまいります。失ってしまった信頼は、言葉だけで取り戻せるものではないと考えています。これからの行動を通じて、自らの責任を果たしていきたいと思います」と誓った。
そして「改めまして、被害者の方とそのご家族の皆様、そしてご心配とご迷惑をおかけしたすべての皆様に、心より深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした」と伝えた。
本多被告は昨年11月21日、東京都多摩市愛宕4丁目の最高時速30キロの道路を時速88~108キロで運転し対向車線にはみ出し、向かいから来た車に衝突。運転手の60代男性に胸骨骨折などのケガを負わせたとしている。
検察によると、事故が起きた道路は水泳の練習に向かうためほぼ毎日通る場所だったという。事故当日、赤信号で前に停車していたスポーツカーに対し、「元々スポーツカーが好きで気になり、対抗心が燃えた。絶対についていってやろうと思った」という気持ちが被告にあった、と説明。直線では手元の速度計で130キロを指していたという。また、過去には進入禁止の交通違反をしていたことも明らかになった。

