カブス あと1球で勝利の局面から悪夢サヨナラ負け… 鈴木誠也は攻守で貢献も、延長10回に痛恨の走塁死
◇ナ・リーグ カブス3-4ブルワーズ(2026年9月8日 ミルウォーキー)
カブスは8日(日本時間9日)、敵地でブルワーズに敗れ、3連敗となった。「2番・右翼」で出場した鈴木誠也外野手(32)は攻守で貢献したが、勝利には結びつかず。5打数1安打で今季の成績は打率.268、24本塁打、80打点となった。
ブルワーズ先発は先発投手として史上最速の105・5マイル(約169・8キロ)を計測し、試合前の時点で両リーグ唯一の防御率1点台を記録するミジオロウスキー。サイ・ヤング賞最有力候補から先制に成功した。初回1死、鈴木がカウント2-2からのスライダーを捉え、中越えの二塁打で出塁。2死後、4番・ブッシュの右前打で先制の生還を果たした。鈴木はミジオロウスキーに対し、試合前の時点で通算12打席で9打数3安打3四球。好相性ぶりを発揮して先制点につなげた。
幸先よく先制したが、直後に同点に追いつかれると、2回以降はミジオロウスキーに封じられた。2回から3イニング連続で無安打。1-1の7回には2死から連続死球で一、二塁と勝ち越し機をつくったが、1番・クローアームストロングがブルワーズ3番手・アシュビーの前に中飛に倒れ、得点を挙げることはできなかった。
息詰まる接戦となった試合は1-1で迎えた9回、今季27セーブを記録しているブルワーズの守護神・メギルから1死満塁の好機をつくり、代打・ケリーの中越え2点二塁打で勝ち越し。しかし直後に悪夢が待ち受けていた。3-1の9回、5番手・ウェブは簡単に2死を取ったが、代打・イエリチにカウント0-2から粘られて右前打を許すと、次打者・チョウリオに痛恨の同点2ランを被弾。試合は延長戦にもつれ込んだ。
鈴木は守備でもチームに貢献した。1-1の5回2死一、二塁、ブルワーズ・コントレラスの右前打をダッシュよくさばくと、強肩を生かし本塁に送球。ツーバウンドのストライク送球で、俊足の二走・チョウリオを本塁アウトにした。クールな表情の鈴木と対照的に捕手のアマヤは派手なガッツポーズ。ビッグプレーでチームの窮地を救った。
攻守で貢献したが、タイブレークの10回に痛恨のミスが出た。ブレグマンの中飛を受け、三塁へとタッチアップした二走の鈴木は勢いよく滑り込み、タイミング的にはセーフだったが、足がベースから離れタッチアウトに。痛恨の走塁死で無得点に終わると、直後に1死満塁からララにサヨナラの左前打を許した。
同地区首位のブルワーズ相手に連敗。勝負の終盤戦、ポストシーズンに向け、投打とも調子を上げていくことが求められる。

