[大リーグ]投球あきらめた大谷…MVPも遠のくか
米大リーグLAドジャースの大谷翔平が今シーズンはこれ以上マウンドには上がらない。4年連続のリーグMVP受賞も事実上水泡に帰した。
大谷は大リーグ史上初めて3年連続MVPを受賞した。LAエンゼルス所属だった2023年にアメリカンリーグのMVPに上がり、2024年にドジャースに移籍してからは2年連続でナショナルリーグのMVPトロフィーを手にした。今シーズンには久しぶりに投手としての出場の割合を増やし4年連続の受賞に挑戦した。
大谷の今シーズンの成績は打率0.277、30本塁打80打点、OPS(長打率+出塁率)0.902だ。投手としては14試合に登板し8勝2敗、平均自責点1.79を記録した。平均自責点はMLB進出後で最も良い。十分にMVPに挑戦できる成績だ。
しかし負傷が再び大谷の前に立ちはだかった。左ひざ、右二頭筋、首など1カ所や2カ所ではない。投手と打者として長いペナントレースを戦うのはいくら誠実で自己管理に優れた大谷でも容易ではなかった。負傷に苦しめられた大谷は7月から投球を中断し、打撃成績も落ちた。本塁打は先月19日に「投手の墓場」と呼ばれるクアーズ・フィールドで放ったのが最後だ。
大谷は7日にドジャー・スタジアムで開かれたシンシナティ・レッズとの試合で1番指名打者として出場した。2日のセントルイス・カージナルス戦から5日ぶりの出場だ。しかし2三振を含む3打数無安打1四球にとどまった。
大谷が足踏みする間にピート・クロウ=アームストロング(ニューヨーク・メッツ)が急浮上した。アームストロングは足が速く守備も良い上に一発も備えた選手だった。代わりに悪いボールによくだまされ正確度が落ちるのが短所だった。しかし今年はコンタクト能力を引き上げ、8月以降ホームラン15本を放った。8日現在の記録は打率0.281、41本塁打97打点、OPS0.953。盗塁5個を追加すれば40本塁打・40盗塁も達成する。
ベースボールレファレンス基準でナショナルリーグのWAR1位はアームストロングの8.7だ。2位はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で韓国打者を圧倒したフィラデルフィア・フィリーズの投手クリストファー・サンチェスの7.2、大谷は6.5で3位だ。大谷のWARは野手(3.0)と投手(3.5)としての成績を合わせたもので、今シーズンは投手成績がより優れていた。
しかし唯一のMVP競争の変数だった大谷の投手出場が難しくなった。ドジャースのロバート監督は「公式に(登板しないと)決めたのではない」と話したが、ポストシーズンもあるだけに無理はしない見通しだ。
![7日のシンシナティ戦で5日ぶりに復帰した大谷。[写真 AP=聯合ニュース]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/c/5c6cb_204_04927554_a85a3812.jpg)
