「何件も通報したけど」「大嘘つき」利用者の怒りはメルカリへ、くら寿司ちいかわ不正転売の“後手対応”
人気回転寿司チェーン「くら寿司」が突如発表した、大人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボキャンペーンの中止。その理由に“従業員による景品横領・流出”という内部不正があった。くら寿司側が警察に相談する事態へと発展するなか、被害者であるはずのちいかわファンや一般消費者の怒りの矛先は、いまや「メルカリ」をはじめとするフリマサイトに向かっている--。
コラボキャンペーンは8月21日にスタート。食べ終えた皿を投入すると抽選でカプセルが当たる『ビッくらポン!』の景品として、ちいかわのフィギュア全5種、缶バッジ全8種、アクリルマグネット全8種が用意されていた。
ちいかわコラボ前に出品→売り切れ
しかし何皿食べても「フィギュアだけが出ない」と言う声が噴出。中には1万8000円分食べても出ない、カプセル53個ゲットしても出ない、といった悲痛な声も。
「フィギュア欲しさに“頑張った”ちいかわファンからしたら、返金しろという声が上がってもおかしくない状態です。それなのにメルカリでは同一人物によるフィギュア全種類がセットで出品されている。店員への疑い目が向けられるのは当然です」(ITジャーナリスト)
これを受けてくら寿司は9月2日、SNS上で指摘されている『ビッくらポン!』コラボグッズの不適切な取り扱いについて、事実関係を調査していると公表。景品は鍵付き倉庫で保管し、複数名で開封・補充するなど厳正に管理していると説明していた。
しかし事態が動いたのは、9月4日スタートの「オリジナル湯呑み」配布キャンペーンだ。なんと前日からメルカリにずらりと出品されたことだった。
「3000円ごとに湯呑がもらえるキャンペーンで、4種類のデザインが用意されており、先着100万名にプレゼントという企画です。しかしキャンペーンが始まる前からすでに“コンプリートセット”として1万円前後でメルカリに出品されていたんです。
当日にたくさん食べてゲットできないわけではありませんが、複数の出品があった。疑ったユーザーが出品者にコメントすると、“父親がくら寿司の店長なんで”という真意不明な書き込みまであったほど」(前出)
これら不正と思われる出品を受け、くら寿司は9月5日、従業員による不正行為があったと認め、警察へ相談するとしてコラボの中止を発表。
しかしこれまでくら寿司の管理体制に不満を抱いていた層は、一転して「転売の場を提供した」メルカリなどのフリマサイト側へと向けられている。
「メルカリは大嘘つき」
これまでもマクドナルドの「ハッピーセット」ポケモンカード騒動や、限定ガンプラ、コンサートチケットなどの転売・横流し問題において、メルカリの対応は常に「後手に回っている」と批判されてきた。
一般ユーザーからの通報が何度寄せられても「利用規約に照らして判断する」と静観をし、テレビ報道や警察が動くレベルの大炎上になって初めて重い腰を上げるという姿勢が、今回も露呈した格好だ。
メルカリは騒動を受け「くら寿司株式会社と連携し、不正に入手された疑いのある出品商品の削除などの対応を実施しています。引き続き同社と連携し、必要な対応を進めてまいります」と声明を発表。
しかしこのコメントには、「メルカリ運営は、大嘘つきです」「何件も通報したけど、結局放置されたまま」「通報者が凍結されたって話を山ほど聞く」「不正出品を通報しても全く知らん顔して見て見ぬふりしているのに」との怒りの声が殺到。
事務局からの《お問い合わせを受け付けました。事務局で確認のうえ、順次ご案内いたします。》とのメッセージと《このお問い合わせは終了しました》と言う一方的な打ち切りと思われてもおかしくない、“問い合わせ画面”のスクショも散見される。
「メルカリは取引が成立するごとに10%の手数料が入る仕組みです。高額であればあるほど利益になる。100%の不正防止は難しいと思いますが、未発売商品の出品や今回の騒動になるような不正と思われる出品には即座に動く必要がある。警察案件にならないと本気で動かない姿勢に、ユーザーの不信感は限界に達しています」(前出)
くら寿司従業員の不正行為、またその不正の受け皿とするフリマサイト、どちらの罪も重いのは言うまでもない。
週刊女性PRIME

