開幕4試合で未勝利、わずか1得点で計9失点。苦戦を強いられているバレンシア。(C)Getty Images

写真拡大

 開幕から4試合で、いまだ白星を掴めていない。

 佐藤龍之介を擁するスペインの名門バレンシアは現地9月6日、ラ・リーガ第4節でバルセロナとホームで対戦。前半に2失点し、後半には3点を追加され、0-5で大敗した。これまで先発が続いていた19歳日本人MFはベンチスタートで、63分から途中出場も流れを引き寄せるような活躍は見せられなかった。

 第1節でセルタと引き分けた後、黒星が重なり、バルサに敗れて3連敗のバレンシア。地元紙『Levante-EMV』は「恐れていたことが現実になった。崩壊したクラブ、そして自分たちの力を信じる気力すら欠いているチームに、何かを期待するのはもう無理だ」と失望。あきらめムードだ。

「惨状はさらに悲惨なものになっていてもおかしくなかった。かつてのバレンシア対バルセロナの試合を思わせるものは、何一つない。ホームチームは、自分たちが劣っていることを自覚したうえで、ピッチに姿を現わした。今季の残りの試合で、バルセロナが今回ほど楽に戦える機会は二度とないだろう」
 
 同紙は、チームを率いるカルロス・コルベラン監督に矛先を向け、「信頼はすでに失われている」とし、次のように断じる。

「コルベランの評価は下落の一途を辿っている。バルセロナとの直接対決で、残している成績は赤面ものだ。これほどの脆さは異常と言える。チームに覇気がなく、深刻な戦力不足に陥っている。その結果、笑いものにされ、屈辱的なゲームを繰り返している。現状のままなら、非常に憂慮すべき事態だ。監督と選手たちの間にも距離があるように見え、この先、良い方向へ進むとは到底思えない」

 辛辣な言葉を投げかけられているバレンシア。次節のセビージャ戦で、悪評を覆せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】批判された久保建英の決定機逸シーン。本人は崩れ落ち、味方は頭を抱える