GoogleがCanva・Adobe Express対抗の画像生成・編集ツール「Google Pics」を提供開始、GoogleドキュメントやGoogleスライドとも連携可能

Googleが2026年9月1日、Google Workspace向けの画像生成・編集ツール「Google Pics」を順次提供すると発表しました。Google PicsはAIを使って画像を生成したり、画像内の一部分だけを編集したりできるツールで、GoogleドキュメントやGoogleスライドとの連携にも対応します。
Google Pics: AI 画像生成および編集ツール | Google Workspace
Google AI Pro, Ultra subscribers: Try Google Pics
https://blog.google/products-and-platforms/products/workspace/google-pics/
Say hello to Google Pics from Google Workspace - YouTube
画像生成AIを仕事で使う場合、画像を作った後に「服の色だけ変えたい」「文字だけ書き換えたい」といった細かな修正が必要になることがあります。Google Picsは画像生成から細かな編集までをまとめて行えるようにすることで、複数のツールを行き来する手間を減らす狙いがあるとのこと。
Google PicsにはGoogleの画像生成・編集モデル「Nano Banana」が使われています。文章で指示を入力して画像を生成できるほか、画像内の人物や物体を選択して移動したり、大きさや色を変更したりすることが可能です。
また、画像内に含まれる文字を編集したり、別の言語に翻訳したりする機能も用意されています。ポスターやSNS向け画像などを作成した後に、一部分だけ調整したい場合にも利用できるというわけです。
以下はGoogle Picsで画像を生成し、生成した画像の一部分を編集している様子です。
Generate and edit graphics with Google Pics - YouTube
プロンプトは「『OAKWOOD STREET FAIR』の1970年代風レトロモダンなベクターポスターを作成。クリーム色の背景に太く目立つ黒文字。ダークグリーン、ピンク、ゴールドを基調にした幾何学的なパッチワーク模様を配置し、レトロな花、星形の装飾、うねる曲線モチーフを取り入れる。サブテキストとして『Food・Art・Music・Local Vendors』と開催日時の情報を掲載」というもの。複数の候補が生成されるので好みのものを選択します。

部分的に修正するには画像の一部をクリックして選択し、「タコスのイラスト」などと変更内容を指示すればOK。直感的に編集できます。

Google Picsは単独のツールとして利用できるだけでなく、Google Workspaceとの連携も特徴です。GoogleドキュメントやGoogleスライドに配置した画像を直接編集できるため、画像を別のアプリに移して修正し、再び貼り付けるといった作業を減らせます。Googleドライブとの連携も今後数週間で提供される予定です。
Edit images with Google Pics directly in Slides, Docs and Drive - YouTube
Google Pics自体は2026年5月のGoogle I/Oで発表され、一部のテスター向けに提供されていました。今回の発表ではGoogle AI ProやGoogle AI Ultraの加入者に加え、多くのGoogle Workspace法人ユーザーにも対象が広がります。
CanvaやAdobe Expressなどが画像作成・編集ツールを展開する中、GoogleもWorkspaceと組み合わせて使えるクリエイティブツールを用意した形です。GoogleはGoogle Picsを記事作成時点で順次展開しているとのことです。
