「石井ふく子さんの百寿を祝う会」で健康の秘訣を語る石井ふく子さん(カメラ・宮崎 亮太)

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 世界最高齢のテレビプロデューサーで舞台演出家の石井ふく子さんが1日、100歳の誕生日を迎えた。この日都内で行われた「石井ふく子さんの百寿を祝う会」の開宴前に、報道陣の取材に応じた。

 右手でつえをつきながら登壇し「石井でございます。本日はありがとうございました」とあいさつした。

 100歳を迎えたことに「数字でいうと100なんですけど、なんだかよく分かりません。(他人からみれば)随分年を取っちゃったと思うんですけど、私はそんなに年を取ったとは思ってないので、元気でおります」と胸を張った。実年齢が何歳ぐらいの感覚かを問われると「20、引くわ」と“まだ80歳宣言”をして笑わせた。

 健康法は廊下を往復するほか、食事をきっちり食べることといい「昼はそうめん、夜はご飯を少し頂く。食べ過ぎないことが一番の健康の秘訣(ひけつ)です」と告白。「食べてすぐ寝るようなことはしない」とも語った。

 現在の若いプロデューサーには「心」が足りないと指摘。「今のテレビのドラマのセリフは信じられない。寂しいです」と、家族劇を描く意欲は健在だった。

 ◆石井 ふく子(いしい・ふくこ)1926年9月1日、東京都生まれ。100歳。61年にTBS入社。プロデューサーとして橋田壽賀子さんとのコンビでドラマ「渡る世間は鬼ばかり」などを手掛けた。2014年に「世界最高齢の現役テレビプロデューサー」、15年に「最多舞台演出本数」でギネス世界記録認定。25年にドラマ「わが家は楽し」で山田洋次監督との191歳タッグで注目された。