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27日に石川県内で降った大雨では、河川の氾濫で農家も大きな被害を受けています。収穫を間近に控えた羽咋市のコメ農家も今後に不安を示しています。

農事組合法人アグリスターオナガ・濱田 栄治 代表理事:
「何で最後の最後でこうなっちゃうの、というのがあります。 もう、本当にがっかりです」

石川県羽咋市で、農業を営む濱田栄治さん。

収穫を一週間後に控えていましたが、邑知潟の干拓地にある6.5ヘクタールの田んぼの稲は、水に浸かったままです。

農事組合法人アグリスターオナガ・濱田 栄治 代表理事:
「1・2日の水没は全く影響がない。3日目くらいから発芽したり、酸欠で生育不良を起こす。 1週間以上経つと腐り始める」

稲の現状を知りたい濱田さんですが、田んぼへの道路は冠水しているため、近づくことができません。

農事組合法人アグリスターオナガ・濱田 栄治 代表理事:
「一日でも早く・一秒でも一分でも早く稲の様子を見たい。 どうなっているのか見たい」

濱田さんが育てていた稲は、石川県が今年度創設した”トキの認証米”。初めての収穫を前に、この稲も被害を受けました。

農事組合法人アグリスターオナガ・濱田 栄治 代表理事:
「肥料・農薬50%減、一番しんどいのがあぜ草刈り。除草剤が使えないので、全部手刈りでや ってたという…それが水没したので、一番、手の掛かった所が水没したので、かなりへこんでいます」

被害を与えたのは、大雨だけにとどまりません。大雨直前に落雷があり、コメの水分量を調整する乾燥機4基のうち2基が故障。この日は業者を呼んで修理に当たりました。

農事組合法人アグリスターオナガ・濱田 栄治 代表理事:
「資材費の高騰、米価の下落で、雷は落ちる、水没はする、もう、最終的にどこまで(稲を)刈れるか分からないので、収穫が終わってから、たぶん落胆するんじゃないかなっていう不 安はあります」

ピーク時は、邑知潟干拓地約400ヘクタールの田んぼが水没。その後、少し解消されたものの、いまだ350ヘクタールが水の中だということでです。

石川県によりますと、この地域はいまだ排水完了のめどは立っておらず、農作物の被害の全容は見えていません。