開業1年のジャングリア沖縄を現地取材…来場者半減、暑さ対策の限界と「乗れない」真夏の厳しい実態

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アトラクションは3つしか乗れず、暑さ問題はそのまま

プシュ〜〜〜〜……。

ぬるま湯が顔にかかった。灼熱の沖縄、照り付ける太陽の下、FRIDAY記者イワタはライフルのようにバカでかい水鉄砲を構えた「ウォーターレンジャー」2名に囲まれていた。

猛暑対策のサービスらしい。最初は気持ちいいが、時間が経つと服がベトベトして気持ち悪い。「何か違う……」と困惑するイワタを笑顔のレンジャー達がパークの奥へと誘った――。

開業から1年を迎えた『ジャングリア沖縄』。来場者数が100万人を突破する一方で、仕切りの悪さによるアトラクションの大行列や、高額な価格設定、脆弱な暑熱対策などがバッシングを浴びた。賛否両論の新テーマパークの「今」を見るべく、20代前半で若者世代の視線を持つ私、イワタが現地へ飛んだ。

ジャングリアへ到着したのは7月下旬のある日のお昼。世間は夏休み真っ只中のハズだが駐車場は4割も埋まっていない。開業当初は予約必須で、敷地内駐車場の利用料は一律2000円だったが、今は沖縄県民は無料。県外からの来場者も料金はかかるが予約なしで駐車できる。ただ、この「4割」という数字すら久々の賑わいなのだという。

「開業時は一日5000人ほど来場客がいましたが、今は2000人弱と半分以下です。でも、今日はまだマシなほう。梅雨の時期は天候の急変もあってガラガラでした」(男性従業員)

早速、6930円の一日乗り放題「1Dayチケット」を買って入園した。夏休み期間中とあって来場者は子供連れが目立つ。しかし、皆一様に暑さで体力を削られているようで、飲み水を欲しがり駄々をこねる子供が目立った。それをなだめる親と日陰にあるベンチで休む高齢者は皆、汗だくである。

アトラクションの待機列の頭上には薄い布製の日除けが設置されていたが、隙間から強烈な日差しが差し込むため、日傘の携行が必須だ。

「日傘の貸し出しや休憩スポットの増設、ミストファンの設置など、暑さ対策は強化しています。しかし、冷房設備のある屋内施設は簡単に作れません。そもそも広い園内を歩いて回ることが前提なので、日陰を多く作ること自体に限界を感じています」(別の男性従業員)

東京ドーム13個分という広大な園内に、冷房設備のある休憩所は3ヵ所だけ。うち2ヵ所は急ごしらえの休憩所で、案内板も少なく、見つけるだけで一苦労だ。結果、園内唯一の室内レストラン『パノラマ ダイニング』に人が殺到するのだが、混雑で予約した客しか入れない。み、水……と自販機を探すも見当たらず、キッチンカーで売っている一本300円のペットボトル水に記者は救われたのだった。

『FRIDAY』2026年9月4日号より