【番記者G戦記】1・5差→今季最大4・5差に「伝統の一戦」89年ぶりシーズン7連敗…苦境に立たされた巨人 虎先発陣には3連戦19回1得点
◆JERAセ・リーグ 阪神3―1巨人(30日・甲子園)
巨人が同一カード3連敗を喫し、阪神戦のシーズン7連敗は1937年秋以来、89年ぶりの屈辱となった。
前日同様、序盤の好機を生かせず、中盤からは追う展開が続いた。相手先発は巨人にとって10連敗中の才木。2回は1死から約1か月ぶりのスタメンとなった5番・丸が右翼へ二塁打を放ったが、泉口、増田陸が凡退した。3回は先頭・中山の四球をきっかけに1死二塁を迎えたが、浦田が遊直に倒れ、2死三塁では佐々木が空振り三振。直後に3点の先制を許し、右腕にはこれで11連敗となった。
首位・阪神と1・5ゲーム差で甲子園に乗り込んだが、虎の尻尾を捕らえられないどころか、今季最大の4・5差に拡大。初戦の相手先発・村上には7回1得点、2戦目の大竹には6回無得点、この日の才木には6回無得点で計19イニング1得点と、3連戦を通じて打ち崩せず、主導権を握る展開を一切つくれなかった。今季2試合残っているレギュラーシーズンの阪神戦やポストシーズンでも今回の先発陣と再戦する可能性を十分持つだけに、課題は浮き彫りとなった。
8月は12勝14敗の負け越しで終わった。休養日を挟み、9月1日からはDeNA2連戦(京セラドーム)を迎える。残り24試合、苦境に立たされたが、逆転Vへとにかく勝ち続けるしかない。(田中 哲)
