定年後の公務員の資産約1億円を根こそぎだまし取る…66歳ウソつき女の詐欺手口
66歳の女はマッチングアプリで知り合った男性公務員から4年間にわたり、亡き妻の生命保険や退職金など、約1億円の資産を巻き上げていた。
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遺産相続手続きや機械購入代金などの名目で兵庫県尼崎市の男性地方公務員(60)から現金をだまし取ったとして、県警尼崎北署はすでに3回逮捕し、起訴した無職の竹森隆子被告(66)を25日、神戸地検尼崎支部に最終送致した。
今年3月、男性が尼崎北署を訪れ、「約4年にわたって総額1億円くらいの詐欺被害に遭っている。間もなく相手が署に来ます」と説明。その直後、出頭してきた竹森被告は「確かに金は借りています。ただ生活費とか旅行代に使ったが、後は何に使ったか覚えていない」と答えた。
4年間、だまされ続けていた男性は、探偵を雇い、ようやく竹森被告のウソに気づいた。
竹森被告は男性に「元夫が亡くなって遺産が数億円入る。その相続手続きで娘が渡米している。娘が大使館で足止めされ、帰国費用が足りなくなった。現金10万円追加で貸してくれないか」と金をせびった。
男性はすでに貯金が底をついていたが、何とか7万7000円を工面して竹森被告に手渡した。
竹森被告は「娘もこれでなんとか帰国できます。今から振り込みに行きます」と礼を言って男性と別れた。探偵が竹森被告の後をつけると、ATMには寄らず、そのまま自宅に戻った。探偵から報告を受けた男性は警察に被害届を出した。
2人は4年前、マッチングアプリで知り合い、お互い自宅が近く、子どもが同世代だったことから意気投合し、男女の関係になった。
男性は竹森被告が既婚者であることを承知の上で交際を続けていた。竹森被告は会うたびに「前夫の遺産を相続するため弁護士費用や手数料が必要なの」とか「今の夫の会社が購入する機械や車の代金を貸して」と金を要求。男性は遺産が入ればすぐに返してもらえるだろうと思い、そのたびに金を貸していた。男性は亡くなった妻の生命保険と給付されたばかりの自身の退職金をほぼ全額失った。
「竹森は裁判で証拠を突きつけられても容疑を否認し続けている。男性に送ったメールについては『被害者からこういう内容のメールを送って欲しいという依頼があった』と主張。男性から入金された金に関しては『いったん振り込まれてますけど、全額、本人に返済しています』と言い張っています」(捜査事情通)
根っからのウソつきなのだろうか……。
