早明浦ダムの貯水率低下 吉野川水系で18年ぶりに「第4次取水制限」開始【徳島】
渇水が深刻な状況です。
四国の水がめ早明浦ダムの貯水率低下が続いていることを受け、吉野川水系では8月28日から、2008年以来18年ぶりとなる第4次取水制限を開始しました。
吉野川上流では、7月から雨の少ない状況が続いています。
四国地方整備局によりますと、池田地点上流の先月の降雨量は134.2ミリと、平年の34.2%、8月に入ってからも27日までに80.9ミリと、平年の約2割にとどまっています。
こうしたことを受け、国交省などでつくる「吉野川水系水利用連絡協議会」は、28日午前9時から、2008年8月以来18年ぶりとなる「第4次取水制限」を開始しました。
新たな供給分のカット率は、徳島用水・香川用水ともに60%です。
しかし徳島用水では、県内を流れる吉野川の自然な流れからも取水が可能なため、全体として供給される水の量は香川用水が60%まるまる減少するのに対し、徳島用水では19.5%の減少にとどまる計算になります。
一方、その吉野川の自然な流れも減りつつあることから、9月1日からは、徳島用水の供給量も21.3%の減少になるということです。
協議会では今後、早明浦ダムから生活用水や農工業用水へ供給できる水の量がゼロになった場合、発電用に貯めてある水を徳島・香川両用水の上水道へ供給するよう、四国電力などへ協力を依頼しました。
なお今後、四国放送では、実際の生活への影響を考慮して、全体の供給量の減少分を「カット率」としてお伝えします。
