福井県の石田嵩人知事(1月)

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 関西電力が計画する、使用済み核燃料保管用の「乾式貯蔵施設」を巡り、福井県の石田嵩人知事は28日、建設の了承を表明した。

 建設されれば、関電の原子力発電所では初となる。

 関電の計画のうち、美浜原発(福井県美浜町)と高浜原発(同県高浜町)の敷地内での乾式貯蔵施設の建設について、原子力規制委員会は既に許可。関電が結ぶ安全協定では、建設にはさらに県と地元自治体の了承を得る必要があるが、美浜、高浜両町は今月、了承しており、石田知事の判断が焦点となっていた。

 乾式貯蔵施設は、使用済み核燃料を専用の金属容器に入れ、電気を使わずに空気で冷却する。電源を喪失しても事故のリスクが低いとされ、日本原子力発電や四国電力の原発で導入済みだ。

 関電は、使用済み核燃料を遅くとも2035年末までに県外の中間貯蔵施設に運び出すとしている。燃料プールから乾式貯蔵施設に移すことで、搬出をスムーズにする狙いがある。