日テレNEWS NNN

写真拡大 (全7枚)

27日、石川県や富山県では一時、レベル5大雨特別警報が発表されました。今回の大雨によって、石川県は11河川、富山県は9河川で氾濫が確認されました。すでに多くの被害が出ていますが28日朝にかけて再び、災害級の雨の可能性もあるということで、あらためて小栗泉・日本テレビ特別解説委員が注意点を解説します。

■千葉豪雨で大きな被害 大雨の際「車での移動を控えて」

気象庁などは千葉豪雨で大きな被害が出たことを受け、大雨の際は「まずは車での移動を控えてください」「冠水した道路への進入は命にかかわる危険性があります」と注意を呼びかけています。

実際に、千葉豪雨で亡くなった方のうち4人が車に閉じ込められるなどして亡くなっています。

■車のマフラーなどから浸水…エンジン停止の恐れも

また、国交省などは30センチ程度の浸水でも車が走行不能になる場合があるとしています。

これは車のマフラーや吸気口から浸水しエンジンが停止する恐れがあるため、ということなのですが、地上30センチ程度というのが、ご自分の車のどのあたりに相当するのか、一度確認しておくと、いざという時の判断基準になるかもしれません。

さらに、タイヤが完全に水没すると制御不能となるおそれがあります。また、水位が上昇すると、水圧でドアの開閉が困難になったり、電気装置が損傷すると窓が開かなくなったりして最悪の場合、車内に閉じ込められてしまうおそれもあるといいます。

■水深60センチの道路 時速40キロで走行すると…?

冠水した道路を車が走行するJAFの実験映像があります。

ガソリン車が水深60センチの道路を時速40キロで走った場合の映像では、道路に進入してすぐにエンジンがとまってしまい、車体も浮いているのが確認できます。その後、車内には水がたまり始めます。わずか10分程度で、道路と同じ水深60センチまで車内が浸水したということです。

気象庁は車内に水が入った場合は、すぐに車から外に出ることが大事と注意を呼びかけています。

また冠水した道路は水が濁っていて、目視だけでは水深がわからないですし、障害物があったりマンホールのフタが外れていたりするなど見えない危険が潜んでいる場合があります。

   ◇

自分でも気づかないうちに命にかかわる状態になってしまうおそれがあるため、大雨の際は、まずは車での移動を控える、そして、もし車に乗っていた場合は冠水した道路へは進入せず、迂回するなど、命を守る行動をお願いします。

(8月27日放送『news zero』より)