三菱重工East・武田が2打席連発含む3安打5打点 2年ぶり優勝へ、チームは大勝発進
◇第97回都市対抗野球大会第2日 1回戦 三菱重工East14―1日本製鉄瀬戸内(2026年8月27日 東京D)
2年ぶり2度目の優勝を狙う三菱重工East(横浜市)が14―1の7回コールドで日本製鉄瀬戸内(姫路市)に大勝した。「5番・中堅」で出場した武田が2打席連続本塁打を含む3安打5打点の活躍。強力打線をけん引し、2年ぶりに初戦を突破した。
「初球からどんどん振っていけるのは自分の長所。一発で仕留められたことは良かったので継続していきたい」
経験豊富な右打者が打線を活性化させた。1―0の4回先頭で左前打。続く松浦の右越え2ランを呼び込むと、次は自慢の長打力を見せつけた。この回2打席目は6―0とリードを広げ、なおも2死一、二塁の場面。下堂が投じた初球のカットボールを左翼席へ放り込んだ。
「真っすぐを狙っていた分、少し前でとらえた形になりました。本当はもう少し引きつけたかったですが、ホームランになったということは良い打ち方ができたと思います」
12―1の5回1死三塁では、初球の直球を仕留める左越え2ラン。都市対抗では自身初の2打席連続本塁打で、本大会の通算本塁打は5本目となった。
今季のテーマは得点圏での勝負強さ。普段心がけているのは徹底したセンター返しと、タイミングをゆっくり取ることだという。初回の第1打席は技巧派左腕・杉本の前に気持ちがはやり空振り三振。「粘って引きつけて打つ」ことをより意識した結果が、その後の3安打につながった。
武田に引っ張られる形で、2年ぶりの優勝を狙うチームは大勝発進。だが、武田に気の緩みは一切ない。「大量得点した次の試合は難しくなる。今日の反省を生かして、次は1打席目から自分のスイングができるように」。次戦の2回戦は9月2日に鷺宮製作所とHonda熊本の勝者と対戦する。

