内科医の山村聡氏が、YouTubeチャンネル「やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】」にて、「牛乳に意外な効果⁈【血糖値実験】糖尿病内科医がサンドイッチを食べて検証」を公開した。動画では、サンドイッチ単体で食べた場合と、牛乳と一緒に食べた場合の血糖値の上昇幅を比較し、牛乳がもたらす意外な抑制効果について自らの体を使って実証している。

山村氏は以前、数種類の紅茶飲料を飲み比べて血糖値の変化を調べる実験を行った際、ミルクティーが意外にも数値を上げなかったことに着目。「牛乳を飲みながら食べると血糖値が上がりにくいんじゃないか?」という仮説を立て、二の腕に装着した持続型血糖測定器を用いて検証を開始した。

最初の実験では、セブンイレブンの「シャキシャキレタスサンド」を単体で実食。「誰もが想像がつくあの味です」「本当にレタスシャキシャキですね」と味わいながら完食した。測定の結果、食前の血糖値は122だったが、食後徐々に数値が上がり、60分後にはピークの215へと達した。その上昇幅は93という急激なものだった。

続いて、同じレタスサンドイッチに「明治おいしい牛乳」を組み合わせて摂取する実験を実施。「パンと牛乳って何かと合いますよね」と相性の良さを楽しみながら検証を進めた。食前の血糖値118からスタートし、食後40分時点でピークを迎えたものの、数値は160にとどまった。上昇幅はわずか42となり、単体で食べた時の半分以下に抑えられる結果となった。さらに、食後90分時点での数値の低下も早く、単体の時は164だったのに対し、牛乳と一緒の場合は138まで下がっていた。

山村氏はこの明確な差について、「炭水化物そのものだけ食べるよりも、他にいわゆる脂質、ちょっと油分のあるものですね。今回の場合は牛乳の乳脂肪、こういった脂肪分と組み合わせて食べると炭水化物単体よりも血糖値の上昇幅が低くなる傾向があります」と解説。身近な飲み物である牛乳が血糖値の急上昇を強力に抑えるという事実は、日々の健康管理や食事の組み合わせを考える上で、非常に有用な知見と言えるだろう。

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