KNB北日本放送

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この記録的な豪雨でレベル5の大雨特別警報が発表されていた氷見市など、県西部を中心に各地で被害が出ています。

昨夜からきょう朝方まで、雷が鳴り続けた県内各地。昨夜10時半ごろの高岡市です。雷とともに雨が強く降り始めました。

気象庁は、今朝6時20分、氷見市にレベル5の「大雨特別警報」を発表しました。

「田んぼやろ」「川じゃなくて?」

氷見市では各地で大きな被害が出ました。

氾濫が確認された宇波川の午前7時前の様子です。川から茶色い水があふれ、道路に勢いよく流れ込んでいます。

川腰記者
「こちら氷見市灘浦地区の宇波川です。一時川が氾濫し床下まで水が上がってきたということです。そしてこちら、道路の端が陥没し流されてしまっていて当時の水の勢いを物語っています」

被害は、住宅にも及びました。

住民
「そこの上は、奥まで(水が)入ってしまっているので、下は全滅です。川の水が危ないなと思い、家族でみんなで山の方に避難して、ちょっと引いたって話を聞いたので戻ってきたらこんな感じでした。15分くらいで、すごい水位が上がってきて、ぎりぎりで車も大丈夫で出られた」

土砂崩れの瞬間
「(メキメキ)わぁ」

こちらは、氷見市余川で土砂崩れの瞬間を捉えた映像です。

「両親が起こしに来て、やばいってなって外でたらもう大雨で、川も氾濫寸前で。めきめきめきって、結構遠いんですけど、音も大きくてびっくりしました」

地区では、複数の場所で土砂崩れが発生し、こちらでは住宅のすぐそばまで土砂が押し寄せました。

住民
「2階にいる子が『前が土砂崩れしている』って。バキバキって。私ここに来て40何年経つんですけど、初めてですね」

中には、土砂で押しつぶされた住宅も。氷見市阿尾では、住宅に向かって木や土砂が流れ込み、1階部分が崩れ、衝撃の大きさがうかがえます。

道路の冠水も、市内のいたるところで発生しました。住宅や車に人が取り残され、救助を求める通報が相次ぐ中、万尾地区では川があふれ、住民がボートで救助されました。水位は、深いところで胸のあたりまでの高さに。

救助された人
「命の危険が迫ってくることなんて、今までなかったもので。今、千葉のほうでもひどいのになっていて、テレビのニュースで見ていて、ひどいなって言ってたのが、まさか自分のところに来るとは」

一方、自力で避難した人たちは、股下まで一面水につかった街の中を慎重に歩いていました。

長岡記者
「氷見市上泉です。こちらのアンダーパス2.6メートルの表示がありますが、水が上まで完全に浸かってしまっています」

上泉では、アンダーパスが冠水しました。

近所の人
「いつもここ通っているんですけど、怖いねえ。初めてこんなにいっぱいたまっているの見ましたね」

被害は、市内中心部にも及びました。おととしの能登半島地震で大きな被害を受けた幸町では、自宅が浸水被害にあった住民も。

住民
「1メートル前も見えないくらいの雨。すごいなと思っていた。地震と水害と結構ひどい目に遭っています」

さらに農作物への被害も。田んぼに水があふれ、まもなく収穫を迎える稲が水に浸かっています。

氷見市を中心に県西部の各地で被害が広がっているこの大雨。県内は、あす朝にかけて引き続き厳重な警戒が必要です。