スポニチ

写真拡大

 サッカー日本一を決める天皇杯「第106回全日本サッカー選手権大会」の2回戦が26日に行われ、J2新潟はホームのデンカビッグスワンスタジアムでJ3鹿児島と対戦して0―4で完敗した。前半38分に先制を許すと、後半はミスなどから3失点。攻撃陣は得点を奪えず、チームは初戦敗退となった。次戦はリーグ戦の第4節で、29日に敵地でいわきと対戦する。

 今季最多の4失点に選手たちは下を向き、4466人が訪れたスタジアムはブーイングに包まれた。天皇杯では22年以来、4年ぶりに初戦の2回戦敗退。今後への影響も心配されるような、後味の悪い内容での敗戦に船越優蔵監督は「見ての通り、非常に情けない試合をしてしまった」と声を落とした。

 あまりにもシュートを簡単に打たせすぎた。前半38分の1失点目は、敵陣の密集地でカスティーリョが不用意に奪われたところが起点となった。攻守の切り替えが早い相手にカウンターからゴール前で数的同数をつくられ、先制弾を食らった。

 ボールの失い方も悪く、後半6分の2失点目は自陣左サイドでのパスミスからだった。ボールを奪った外山にドリブル突破され、パスミスをした佐藤が対応したが相手に寄せきれず、シュートを許した。守備の人数はそろっていたにもかかわらず、簡単に打たせてしまった。

 リーグ戦第3節の藤枝戦が行われた22日から16日間で5試合を戦う過密日程の2戦目。藤枝戦からセンターバックの船木以外、先発は10人を入れ替えた。特に中2日で迎える29日のいわき戦からはアウェーで3試合が控えており、船越優蔵監督は「今までやってきた力を発揮する時。今回はその序章。(選手を)自信をもって送り出す」と話していた。

 チームの総力が試される試合だったが、札幌、藤枝を相手にリーグ戦で2連勝を飾った主力メンバーとは差があった。加入後初出場となった古長谷が好連係を見せる場面もあったが、新潟でのデビュー戦となったカスティーリョは前半で交代。今季初出場となった森昂、出場時間の少ない佐藤らには連係ミスも目立った。

 後半27分にはGK内山がトンネルで決定的な3失点目。終了間際にも失点した。ふがいない試合をリーグ戦につなげるわけにはいかない。顔を上げ、いわき戦へと向かう。