ABS秋田放送

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去年5月、秋田市新屋で風車の羽根が落下した事故で、近くにいた男性が死亡したのは落下した羽根に当たったことが要因とみられることがわかりました。

また、警察は風車の設置会社などの立件を見送る方針です。

去年5月、秋田市新屋にある風車の羽根が落下した事故。

落下した羽根の近くでは秋田市新屋元町に住む、81歳の男性が頭から血を流している状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。

男性の死因は体の複数部分が重い損傷を受ける多発外傷とみられていて、警察は羽根が落下したこととの因果関係を捜査していました。

遺族によりますと、警察の捜査で、男性が当時乗っていた自転車に風車の羽根が当たったとみられる傷があったこと、羽根にも自転車の破片がついていたことなどから、男性は落下した羽根に当たったことで亡くなったとみられることがわかりました。

一方で、警察は風車の設置会社や点検会社は法律に則った点検を行っていて、業務上過失致死の責任を問うのは難しいとして立件を見送る方針を伝えたということです。

1年以上が経って因果関係が明らかになったことについて遺族は、「羽根に当たった父を思うと複雑な気持ちだが、今後、裁判を起こす予定は現時点では考えていない」と話しています。

またこれを受けて、にかほ市の市民団体は、風車の設置会社と点検会社に対し業務上過失致死での起訴を求める要望書を24日に秋田地方検察庁へ提出しました。

団体の山下友宏代表は過去の不具合などから事故の危険性は予見できていたはずだと指摘していて、事故の真相を究明してほしいと話しています。

※8月26日午後6時15分のABS news every.でお伝えします