台湾の超党派議員団、アジア太平洋議員連合の総会に出席 他国との「協力」強調
同連合は1965年に岸信介元首相らが提唱して立ち上げたアジア国会議員連合(APU)が前身。APPUとしての総会は今回で54回目で、前回は台北で開催された。
午後には国別の報告があり、台湾は与党・民進党の陳冠廷(ちんかんてい)立法委員が代表して発表した。
報告では、地政学的課題やサプライチェーン再編に直面する中、自由で開かれた経済秩序の維持は地域共通の課題になっていると言及。台湾は半導体の受託製造や先端技術で圧倒的な優位性を持っており、世界のテクノロジーとデジタル経済にとって不可欠なパートナーだとした。
その上で、経済やエネルギー安全保障といった複合的な課題に単一の国家が単独で対応するのは困難だと指摘。台湾は今後も理念が近い国々と民主主義に基づくサプライチェーン協力を深化させ、国会などの多層的な交流を通じてAPPU加盟国と共に自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現を目指すと述べた。
総会の休憩時間には、マーシャル諸島やフィリピンの代表団との二国間会談もそれぞれ実施した。
(王承中/編集:田中宏樹)

