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「災害関連死はなくすことができる」。10年前の熊本地震で娘を亡くし、命の教訓を伝え続ける母親が今、伝えたいこととは。

合志市の宮粼さくらさん。10年前の熊本地震で、4歳だった娘の花梨ちゃんを亡くしました。

入院していた病院の機能が停止。転院を余儀なくされた花梨ちゃんは、地震の5日後に亡くなりました。災害関連死と認定されました。

災害関連死とは、避難生活でのストレスや病院の機能停止による治療の遅れなど災害が間接的に影響して命を落とすケースのことです。

さくらさんは、講演活動を行いながら「災害関連死を考える会」を立ち上げ、遺族や弁護士などと災害関連死をなくすための取組みを続けてきました。

そんな中、発生した7月の熊本地震。

(宮粼さくらさん)
「今、自分たちにできるのは情報の発信が一番ということ」

さくらさんたちは、これまでの関連死の事例を集め、避難している環境ごとのリスクや対策をまとめました。

(宮粼さくらさん)
「過去の災害で命を落とされた方の声を拾うこと。災害関連死を考える会は、それを教訓というか、対策につなげていくことを目的に立ち上げた会なので」

車中泊の場合は、足を伸ばし、定期的な運動を意識。

在宅避難の場合は、片付け中の熱中症に注意。関連死のリスクは、被災した人たちの置かれた環境によって異なります。

「水分を控えていないか?」「口の中は清潔か?」健康状態を確認できるようにチェック表も掲載しました。

(宮粼さくらさん)
「多分、最初は小さな変化だと思うんですよ。それがいつ、関連死につながっていくかわからないので。

もうとにかく、10年前の時のように同じようなつらいことがあってほしくない」

地震を生き延びた命を守るために。失われた命の教訓を伝え続けます。