KRY山口放送

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連日の暑さで体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

暑さによる体への負担、そして、どう乗り切ればいいのか。医師に聞きました。

今回話を聞いたのは、山口赤十字病院の野中裕文医師です。

ことし、山口で観測された猛暑日はきょうまでに32日。

お盆が明けて以降も(17日~)あわせて57人が熱中症の疑いで救急搬送されています。

厳しい暑さが続く中私たちの体にはどんな影響が出ているのでしょうか。

(野中先生)
「暑いですので、みんな知らず知らずのうちに疲れているというのが一つあると思います」「夏バテと一般的に言われているのはやはり疲れ、暑さからくる熱の消耗での食欲の低下」

暑さによる疲労や食欲の低下など、さまざまな体調不良をまとめて指す「夏バテ」。

体力を回復させるために野中先生が大切だと話すのが「睡眠」です。特に夏の間は意識的に「睡眠の管理」が必要だといいます。

(野中先生)
「明るくなるのも早くなっていて同じ時間に寝ているようでも光が入ってくると目が覚めるというのも夏はちょっと早くなるかなと思いますので、いつもと同じ時間に寝ているから、というのではなく、疲れてたら早めに寝るとか、そういうようなご自身の体調に合わせた睡眠の管理」「意識して休む、寝不足だったりとかそういうのも関わってくるので夜でもクーラーを使ってしっかり涼しいところで休んでもらうとか疲れを残さないというのが一つ大切かなと思います」

そして、暑い時期に気になるのが、汗。

においや見た目が気になってすぐにふき取ってしまう人もいますが、汗には体温を調節する大切な役割があります。

(野中先生)
「熱中症というのは体温調節がうまくできなくて起こります。その体温調節の中で人間の体のひとつの役割の中で汗をかくというのがあります」「体の表面から蒸発していくときに熱を持ち去るというのが汗の役割になります」「なのでダラダラ流れるような汗、垂れてきて邪魔だなそういったものは拭いてもらっていいんですけども、体の表面で玉のような汗をかきましょうといいますが、体にとどまっていて邪魔にならないなっていう汗はかいて、そのまま置いておいた方が暑い場所では有利になるかなと思います」

ただ、汗をかくことで体からは水分や塩分も失われます。

のどが渇いていなくてもこまめに水分をとるなど、脱水を防ぐことも大切です。

県内は、あすも熱中症警戒アラートが出るなど、まだまだ厳しい暑さが続く見込みです。

体調に合わせて対策を続けてください。

この他にも

・熱中症が疑われる人がいたら衣服をゆるめ、大きな血管が通っている首や脇、太ももの付け根などを冷やす

・高齢者や乳幼児は、暑さに対する体の調節機能が十分でなかったり、低下していたりするため、周囲の人がこまめに体調を確認することも大切です。

・暑いときは常温の飲みものではなく冷たい飲料で体を内側から冷やすことも重要だということです。

厳しい暑さはまだまだ続く予想です。

しっかり休んでこまめに水分をとる。体調に合わせて、無理をしないことが何より大切です。