元アイドルのボイストレーナー遠藤舞も告発 芸能事務所のレッスン料滞納・未納問題の悪癖
元「アイドリング!!!」のリーダーで、現在はボイストレーナーなどとして活動する遠藤舞(38)が20日にSNSで告発した「芸能事務所の滞納問題」の波紋が広がっている。
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「3ケ月分レッスン料滞納している(一度も払われていない)事務所があるのだけど、事務所の人達返信来れなくて困っている」(原文ママ)
ボイストレーナーとして、アイドルや歌手に歌唱指導している遠藤だが、一部の誠意のない芸能事務所の対応にしびれを切らしてSNSで告発した。3カ月も指導料を払わずに所属タレントを遠藤のもとに通わせていたというのは、一般企業ならば考えられないところ。後進の育成のために待ち続けたとはいえ、フリーランス法に抵触する恐れもある。芸能関係者がこう言う。
「業界では事務所側が勝手に“有名税”としてギャラを踏み倒すことが多々ありました。ボイストレーナーだけでなく、スタイリスト、ヘアメークなどほとんどがフリーランスで仕事を請け負っている。なので、有名タレントや大手事務所と仕事をしていることが信用になり、次の仕事につながりやすい。それを逆手にとって、芸能事務所や音楽事務所は払わない。確かにそれで広告の仕事が入れば何十倍のギャラになるだけにフリーランスの側も強く請求できないんです」
芸能事務所の倒産が相次ぐ昨今、中小の芸能事務所なら資金繰りの問題も関係していそうだが、近年、そうした事例は大手事務所でもあるという。
「知り合いは、大手事務所に所属する今若者に人気の男性ソロアーティストのスタイリングをやっていたんですけど、何度請求しても払ってくれず、仕事を断ったそうです。アーティスト本人は好きだけど、こちらは経費もかかっているし、払ってくれないのでは困るとなった。請求は、結局踏み倒されてそのままだそうです」(タレントスタイリスト)
タレントのトレーニング代、スタイリング代などの支払い元は、所属事務所、レコード会社、出演するメディア媒体など複雑なので、それを隠れ蓑にしている節もある。
「遠藤さんの場合はアイドルとしての経歴があり、発信力があるから埋もれないが、未納・滞納話がたくさんあるのが芸能界。旧ジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけたとして公正取引委員会が注意するような時代になったんですから、こういう支払いもちゃんとして欲しいです」(前出のスタイリスト)
写真家・篠山紀信の次男で俳優・脚本家の篠山輝信氏(42)も、前所属事務所を相手取り、出演料に含まれていなかった消費税の返還を求めて訴え、東京地裁は今年7月に事務所側に約206万円の支払いを命じた(事務所側は控訴)。昭和時代の芸能界限定“特別ルール”はもう許されない。
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