国宝に液体かけたか 台湾出身の自称“司会業”女を逮捕「感動したものに油かけて祈とう」
国宝に液体をかけたとして逮捕されたのは、台湾出身の自称・司会業の女でした。
■普段からものに油かける祈とうを…

24日、送検されたのは台湾出身の蔡宜臻容疑者(39)。自称、台湾の元俳優で現在は司会者やタレントとして活動しているといいます。ことし4月、奈良市の薬師寺の国宝「仏足石」に液体をかけた疑いがもたれています。
「仏足石」は、参拝者が訪れる大講堂に安置されています。かけられた液体は、化粧品などにも使われる「グリセリン」でした。
容疑を認めているという蔡容疑者。液体をかけた理由について「私は感動したものに油をかけて祈とうするので、仏足石にも油をかけたと思います」と話しているといいます。
警察によりますと、蔡容疑者は、普段からものに油をかける祈とうを行っていたということです。逮捕時も、祈とうに使う油を所持していたといいます。
■再び入国で逮捕“別の場所でも同様の行為”

事件当時、蔡容疑者は家族で奈良県を訪れていて、警察の調べに対し「家族の健康や世界平和を祈って油をかけた」とも話しているということです。
境内に設置された防犯カメラ映像の解析などから、蔡容疑者の犯行の疑いが浮上。22日、関西国際空港から再び入国したところを逮捕されました。
蔡容疑者は「過去に日本国内の別の場所でも同様の行為をした」という趣旨の発言をしているということで、警察が事件の詳しい経緯を調べています。