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 ◇パ・リーグ ロッテ3−2日本ハム(2026年8月23日 ZOZOマリン)

 ロッテが「りくりゅうペア」の活躍で約2カ月ぶりの3連勝を飾った。23日の日本ハム戦で2―2の6回に小川龍成内野手(28)が右翼線に決勝の適時二塁打。1点リードの9回は横山陸人投手(25)が締め、球団史上7人目のシーズン30セーブをマークした。CS進出へ、最後まで諦めない。

 試合後、ZOZOマリンの夜空を彩った1000発の花火。話題のカップルの婚約を祝福しているかのようだった。21日から開催中の「マリーンズ夏祭り」。お祭りムードの本拠地をロッテの「りくりゅうペア」が投げて、打ってとさらに盛り上げた。

 「自分でもビックリしている成績。まだまだ積み上げていきたい」。守護神・横山「陸」人が氷上のリンク、ならぬマウンドに上がったのは1点リードの9回。2死一、二塁を無失点で切り抜け、リーグ最速で自身初の30セーブに到達した。23年の益田以来、球団では3年ぶり7人目。「目標でありライバルでもある存在」という師匠以来の大台だ。

 まだ25歳。サブロー監督は「しびれる時ほど3人で完璧にピシャッと抑えてくれるのが理想。(元横浜の)佐々木(主浩)さんみたいに」と、近い将来に右腕が「幕張の大魔神」となる姿を思い描く。横山自身も「次はしっかり3人で締められるように」と誓う。そんな守護神に華麗なリフトのごとく、節目のセーブ機会をプレゼントしたのが6番の小川「龍」成だった。

 2―2の同点に追い付かれた直後、6回2死一、二塁で右翼線に決勝の二塁打。「最近はチャンスで打てていなかった。ここで打てなかったらヤバいな、と」。指揮官からはポイントゲッターとして期待され6番での起用。二塁打2本で、6年目でキャリアハイの22打点目をマークし「今日の朝もウエート(トレ)をしてきたんで」と笑顔で話した。

 6月21日以来の3連勝。「夏祭り」の企画では選手それぞれが浮世絵風にデザインされたビジュアルが公開され、横山はうちわと弓矢の的を持った着物姿、小川は花火をバックに七三分けのりりしい姿に変身した。ロッテの「りくりゅう」。まさに金メダル級の活躍だった。(鈴木 勝巳)