「あんた誰!? ウチの彼氏となにしてんの?」女性27歳を襲ったプールでの悲劇/夏の出会いは減っている? 全国の水浴場の数と“出会いのかたち”を調べてみた
「めっちゃカワイイアイドル系の子がいて。あっちもちょうど5人組。すげぇタイプだから『俺、あの子行きたい』って宣言して、見事に成功。みんなでそのまま飲みに行って、解散してから個別にラブホへ行きました。まあ、基本的に相手も海でナンパしてきた男なんかと付き合う気なんてないんですよ。だから、その後も連絡してくるような子は稀。普段ならもう会わないんですが、なぜかその子のことは珍しく好きになっちゃったんです」
何度か食事や映画など“普通”のデートを重ねていると、あることが発覚する。
「次のデートで告るか、と思っていた矢先になんとなくその子のフェイスブックを検索したんです。そしたら、まさかの……まだ別れてなかった彼女のいとこでした(苦笑)。俺も彼女もSNSはやってますが、お互いにフォローはしないって決めてたんです。だから、本当にびっくりして。しばらくは二股して、どっちかに絞ろうなんて都合の良いことを考えてたんですが、さすがに彼女の親戚と知ったら冷めました。その子とは連絡を絶って、フェイドアウトしました」
結局、彼女とは別れずに今も続いているそうだ。涼さんは「トラブルになる前に気づいて良かったです」と話すが、いつかバレる日が来るかもしれない。
<取材・文/吉沢さりぃ>
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◆■出会いの場所は変わっても
出会いのかたちは、この20年でずいぶん変わりました。国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査によると、最近結婚した夫婦のうち13.6%は、SNSやマッチングアプリといったインターネットサービスを通じて知り合っているそうです。その一方で、職場や友人を介した結婚は減り続けているといいます。
出会いそのものが減ったというより、出会う場所が変わったのかもしれません。多くの人が、画面の向こうで誰かと出会うようになりました。
ただ、場所がどこであれ、“夏の開放感”や“その場のノリ”に判断を委ねてしまうと、思わぬすれ違いが生まれてしまう。それは砂浜でもプールサイドでも、スマホの画面越しでも、あまり変わらないのかもしれません。
今年の夏、誰かと出会えた人も、そうでなかった人も。相手と誠実に向き合うことの大切さは、時代や場所が変わっても変わらない――そんなことを、あらためて感じさせてくれるエピソードでした。
<再構成/日刊SPA!編集部>
【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
