大津祭350年前の絵巻発見 豪華に熱気描写
大津市は20日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録されている「大津祭の曳山行事」の様子を、約350年前の江戸時代前期に描いたとみられる「四宮祭礼図絵巻」が初めて発見されたと発表した。
市歴史博物館によると、大津祭を描いたものとしては最も古く、絵巻としての発見は初めて。金や絵の具をふんだんに使った豪華なつくりで、祭りの熱気を躍動感ある描写で鮮やかに伝えており、木津勝副館長は不明点も多い江戸期の大津祭を知る上で「非常に価値がある発見」と話した。
絵巻は長さ約10メートル。6基の曳山巡行から始まり、仮装などの行列やみこし2基の渡御へと場面が移り、天孫神社の神事と社殿の描写で終わる。
