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 女優の大竹しのぶ(69)が19日放送のNHK AM「大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”」(水曜後9・00)に生出演。元夫でタレントの明石家さんま(71)との離婚について触れる場面があった。

 自身の芸能活動を振り返る「サイコロ回顧録」で1990年を出した大竹。「IMALUちゃんが生まれた次の年だから、あんまりお仕事してないんじゃないかなーと思うんだけど」ともらしつつ、同年の作品としてTBS大竹しのぶのブッとばすぞ物語」、よみうりテレビ「愛の世界」、フジテレビ「雨の脅迫者」、映画「きんぴら」、朗読劇「LOVE LETTERS」を挙げた。

 その中から「LOVE LETTERS」と取り上げ、「今でも30年以上続いてるんですけども、私が1回目だったんですね。手紙の形になっていて、朗読劇なんですけども。私と役所広司さんで手紙を読んで。小さい時から幼心に、ちょっと恋を寄せ合っていた男女が、こういろんなことがあって、最後ちょっと悲しい別れもしたりするんですけども。そういう朗読劇をやりました」とした。

 当時について「私は母に子供を預けて、久しぶりの舞台に立ったわけですね」と大竹。「お化粧をしてもらって、きれいな洋服を着させてもらって。久しぶりにライトを浴びて、大きな花束をもらって。でお芝居が終わって、みんなとちょっとした軽い乾杯みたいなのを場所を変えて(して)。その時に役所広司さんと奥さまがいらしていて、“あーなんてすてきなんだろう”と思いまして。奥さまがちゃんと役所さんのお芝居を舞台を見に来て。私は(当時の夫は)さんまさんだったんですけど、見にはもちろん来なかったんで」と苦笑した。

 その後、帰宅する時に「なぜかマンションの扉の前で、花束を隠して。“もう自分はお母さんにならなくちゃ”って。“お母さんに戻らなくちゃいけないから、こんな大きな花束持って、こんなお化粧して、きれいな洋服着てる場合じゃない”と思って、花束を隠して」と回顧。「ばっとキッチンに入って、“ごめんなさい遅くなりました!”って言って母から子供を受け取った、っていう記憶が凄く、そこが寂しい感じがしたんですね」と振り返った。

 「“全部を受け入れてもらえてない”っていうか。私はお母さんでもあるけども、女優でもある。だから別に、大きな花束を堂々と抱えて玄関を開けて“ただいまー!今日大成功だったよ!”って、なんで言えなかったんだろうと思って…。なんか“いい子ぶる”っていうか、“私はお母さんとして今頑張りますよ”みたいな、“こんな花束なんかいりません”っていうのが、自分を偽っていた気がして」と当時の心境を吐露。「だから離婚したんだと思うんですけど、あははは」と笑った。

 「やっぱり全部自分を受け入れてほしいし、自分もさらけ出さなくちゃ、やっぱりどこか生活に嘘が出てしまうんだなっていうのをその花束を隠した自分っていうのが。うまく説明できないんですけども」と大竹。「私の母も“子供の面倒は母親が見るものよ”っていう考え方だったし、さんまさんも“ずっとおうちにいてほしい”っていう人だったから。仕事をするっていうことにどっか負い目を感じていて。でも仕事も好きな自分っていうのも本当の自分なわけだから、それをきちんと相手に伝えることができなかった自分をいつも思い出すのが、この『LOVE LETTERS』でした」と明かした。

 大竹は1988年にさんまと再婚。1989年にIMALUを出産するも、1992年に離婚した。