ブレントフォードのシャーデとヤネルト Photo/Getty Images

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ブレントフォードのMFヴィタリー・ヤネルトとFWケビン・シャーデが、3月にナイジェリア系イギリス人の男性を暴行から救っていたことが明らかになった。

ことは3月に起きていたと『The Telegraph』や『THE Sun』が伝えている。リーズ戦を終えた2人は帰宅途中に、男性が暴行を受けている現場に出くわした。被害者は警備員のイスラエル・イレサンミというナイジェリア系イギリス人の男性。暴行を加えていたのは、製薬会社の配送車の運転手をしていたデイビッド・ウィーラーという63歳の男性だった。

ビールを7缶ほど飲んで酔っ払っていたウィーラーは、イレサンミ氏を泥棒だと思い込み、撮影しながら「クソ野郎」「お前はイギリス人じゃない! なぜここにいるんだ? 何を探しているんだ?」と罵ったという。ヤネルトとシャーデが介入したところ、ウィーラーは彼らに「くたばれ、ドイツのクソ野郎ども!」とさらに暴言を吐いた。ウィーラーはヤネルトとシャーデに殴り飛ばされ、目のまわりにアザを負ったという。

この件はウィンブルドン治安判事裁判所に持ち込まれたという。当初ウィーラーは、自分は暴行と携帯電話窃盗の被害者だと主張し、記憶は曖昧で、イレサンミ氏が警備員だとは知らなかったと話した。しかし999番通報(緊急通報番号)で人種差別的な言葉が使われていたことが記録されていたと聞かされると弁明を撤回したという。

報道によると、ウィーラーは次のように主張している。

「このあたりは高級住宅が建ちならんでいて、彼は泥棒の見張り役なんだろうと思ったんです。私は家に帰る途中だったのですが、ドイツ車に乗った男たちが現れました。彼らと少し話をして、私は彼らの車のナンバープレートを撮影し始めました」

「全部ビデオに撮ってありますが、ドイツ車の運転手が『お前は人種差別主義者か?』と聞いてきたから無視しました。そしたらその男が『頭を殴られたいのか?』と言ってきたんです」

「彼らは車から飛び出してきて、私を殴り倒し、携帯電話を奪い取りました。その時、999番通報があったとわかりました。自分が差別的な言葉を使ったことに、ひどく恥ずかしくなりました。あれは一時の感情の爆発だったんです。車に乗っていたドイツ人たちはアスリートで、私の半分以下の年齢でした」

ウィンブルドン治安判事裁判所のルイス・ウィリアムソン判事は、ウィーラーに1カ月ぶんの給料に相当する1699ポンドの罰金を科した。その中にはイレサンミ氏への賠償金150ポンドが含まれているという。