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 アジアサッカー連盟(AFC)は18日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のグループステージ組み合わせ抽選会を行った。元日本代表FWの李忠成氏が副会長兼スポーツダイレクター(SD)を務めるタンピネス・ローバーズはG組。町田、上海申花(中国)、PKRスバリエン(カンボジア)との対戦が決定した。

 タンピネスローバーズと町田は今月5日に3年間のパートナーシップ契約を締結したばかり。提携直後に真剣勝負が決まるという数奇な運命に、李氏は「知っていてパートナーシップを組みましたが、関係者とも“一緒になりたいか、なりたくないか微妙だよね”と話していた矢先だった」と驚きを隠さない。

 ただ今回の日本勢との対戦はクラブにとっての大きな物差しになる。昨季のACL2では初出場ながら東地区準決勝(ベスト8)まで進出。あと一つ勝ち進んでいれば、同決勝でG大阪との対戦が実現していた。当時の自信と悔しさを糧に、李氏は「Jクラブと対戦してどこまでできるのか。僕はいつも基準を作ることが大事だと話すのですが自分たちの指標、物差しのゼロ地点(出発点、起点)を作りたい」とJクラブとの初めての対戦に意気込む。

 チームには元日本代表MF小林祐希やMF風間宏矢に加え、昨季大会得点ランキング2位に輝いたFW東川続ら多くの日本人選手が在籍する。「2回目のACL2ですが、彼らもアジアの戦い方を熟知している。去年の悔しさと経験を糧に臨める大会になるのではないかな」。町田に対しては「昨季ACLE準優勝の彼らは横綱として東地区の決勝までいくのは絶対という立ち位置。僕たちは、いかに尻尾をつかんでいくかという戦い方」とリスペクトを隠さないが最初から白旗を揚げるつもりもない。

 「東川続(前栃木シティ)や鷲見星河(前岡山)のように、Jリーグでくすぶっていた選手たちが自信を付けて、人生を変えることができた。そんな“希望”を見てほしい。諦めずに頑張るということをタンピネスが体現していきたい」

 アジアのシント・トロイデン(ベルギー)を目指すとともに、シンガポールと日本のサッカーの架け橋となるミッションを背負う。G組は全て強敵で「まずは予選突破」と現実的な目標を定めているが、アジアの舞台で再び旋風を巻き起こすだけの力は十分ある。