パレスに新加入の冨安。プレミアでの日本人選手は“二桁”になりそうだ。(C)Getty Images

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 プレミアリーグにおける日本人選手と韓国人選手の差異に、欧州メディアも注目している。イギリスの大手日刊紙『The Guardian』は、「時代の終わり? プレミアリーグで韓国の太陽が沈み、日本が台頭する」と見出しを打ち、両国を比較した。

「韓国にとって、残酷な夏となった。代表チームはワールドカップで惨敗し、警察はサッカー協会の捜査に乗り出し、2011年から2012年にかけて外国人審判に賄賂が支払われていたという報道も浮上した」

 韓国サッカー界の現状に言及し、「さらに、イングランド・プレミアリーグから韓国人選手が2005年以来初めて完全に姿を消す可能性すら現実になりつつある」と伝える。

 2005年は、パク・チソンがマンチェスター・ユナイテッドに加入した年で、「イングランド最高峰リーグとの間に始まった蜜月関係の出発点」でもある。2015年にはソン・フンミンがトッテナムに赴き、21-22シーズンには23ゴールをマークしてアジア人史上初のプレミア得点王に輝くなど、一時代を築いた。

 記事では、この2人以外にも、キ・ソンヨン(ニューカッスルなど)、イ・ヨンピョ(トッテナム)、ジ・ドンウォン(サンダーランド)、イ・ドングク(ミドルスブラ)らの名前を挙げながら、「当たり外れは避けられないにせよ、全体的に見れば、韓国からの移籍選手たちは自国の誇りであり続けてきた」と記し、こう続ける。

「しかし今、夜更かしや早起きをして同胞の活躍を見守っていたファンたちは、より多くの自由な時間を持つことになりそうだ。ソン・フンミンがロンドンを去ってロサンゼルスへと向かった後、唯一の参加者となっていたファン・ヒチャンも、ウォルバーハンプトンとともに降格した。プレミアリーグのクラブに在籍する韓国人選手は3人いるが、トッテナムのヤン・ミンヒョク、ブレントフォードのキム・ジス、ニューカッスルのパク・スンスは、今シーズンもまたローン移籍に出される可能性が高い」
 
 一方で、日本はどうか。

「日本に目を向けると状況は異なる。“日出ずる国”は、韓国からその地位を引き継ごうとしている。昨シーズンは三笘薫がブライトンで輝きを放ち、鎌田大地はクリスタル・パレスでプレーした。セルハースト(パレスの本拠地)には冨安健洋も加わり、田中碧はリーズ、遠藤航はリバプールに所属している」

 新シーズンを前に、さらに多くの日本人選手が加わる。昇格組のハルが守田英正を獲得し、イプスウィッチは前田大然を迎え入れ、コベントリーの坂元達裕は健在。高井幸大はトッテナムにレンタルバックし、鈴木彩艶のアストン・ビラ加入も目前と言われている。