トミー・ジョンさんが死去 右肘手術を受けた桑田真澄氏は「彼の勇気のおかげで救われた。僕もその一人」
ドジャースやヤンキースなどでメジャー通算288勝を記録した左腕トミー・ジョンさんが15日(日本時間16日)に死去した。83歳だった。ヤ軍などが16日(同17日)に発表した。
トミー・ジョンさんはドジャース時代の74年、史上初めて肘のじん帯再建術を受けた。そこから復帰し、76年は10勝を挙げてカムバック賞。ヤ軍移籍後には79年に21勝、80年に22勝を挙げた。
痛めた肘に他の部位から正常な腱を移植する手術はその後「トミー・ジョン(TJ)手術」と呼ばれ、近年は野球選手の治療法として定着した。
巨人時代の95年にトミー・ジョン手術を受けた、復活を遂げた桑田真澄氏(58=オイシックスCBO)が「先駆者」を追悼。
「お会いしたことはありませんが、95年にトミー・ジョン手術を受けた時に執刀医のフランク・ジョーブ先生からいろいろとお話はうかがいました」と振り返り、「彼の(最初に手術を受けた)勇気のおかげでたくさんの投手が救われて、選手生命が伸びました。僕もその一人です」と桑田氏。
「今も60歳を前にしてボールを投げられています。本当に感謝しかありません」と話し、故人を悼んだ。
