15日(現地時間)、インドネシア東ヌサトゥンガラ州ナゲケオのムバイで、マグニチュード(M)7.7の地震により亀裂が入った道路の近くをオートバイの運転手が通っている。EPA=聯合ニュース

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15日(現地時間)午前5時58分、インドネシア東ヌサトゥンガラ州フローレス島エンデから北北西に約68キロ離れた海域でマグニチュード(M)7.7の地震が発生した。震源の深さは約10キロだった。

ロイター通信は16日、今回の地震で少なくとも51人が死亡し、100人以上が負傷したと報じた。約5000人が避難し、住宅1300棟以上が被害を受けた。土砂崩れで一部地域が孤立し、軍や警察など3500人以上が救助・救援活動に投入された。余震も341回続いた。死者数などでは2022年の西ジャワ地震以降、最も大きな被害となった。震央がフローレス島近くの海底だったことから、地震直後には津波警報も発令された。複数の地域で1メートル未満の津波が観測され、当局は約3時間後に警報を解除した。

今回の地震を受け、太平洋の縁に沿って約4万キロにわたり馬蹄形に連なる「リング・オブ・ファイア(Ring of Fire)」こと環太平洋地震帯にも関心が集まっている。最近、環太平洋地震帯とその周辺でM7クラスの大地震が相次いでいるためだ。先月17日には地震帯東側のメキシコ南部太平洋沿岸でM7.3の地震が発生し、同月28日には西側の日本・九州の熊本でM7.1の大地震が発生した。今月10日には再び東側のコロンビア西部でM7.4の地震が発生し、その5日後には西側のインドネシアで今回の大地震が続いた。

また、環太平洋地震帯には位置していないが、コロンビアと国境を接するベネズエラでも今年6月、M7.2とM7.5の大地震が相次いだ。最近2カ月間に環太平洋地震帯とその周辺で大地震が相次いで発生したことになる。

環太平洋地震帯は地球上で最も大きな地震帯で、海洋プレートが別の地殻プレートの下に沈み込む「沈み込み帯」が多く、地震や火山活動が頻繁に起きる。米地質調査所(USGS)は、世界の大規模地震の約81%がここで発生すると説明している。

ただ、これらの地震が互いに影響を及ぼしたとみる科学的根拠はないというのが専門家の分析だ。環太平洋地震帯は一つの断層でできているのではなく、複数の地殻プレートの境界が連なっているためだ。USGSによると、短期間に大規模地震が集中する現象自体も珍しいことではない。