阪神・佐藤輝明 日曜日に打てば22連勝!不敗神話継続28号V弾で森下翔太と1差 3連敗を阻止
◇セ・リーグ 阪神8─1広島(2026年8月16日 マツダスタジアム)
「サンデー輝」は健在や!阪神は16日、広島戦(マツダ)に8―1で勝利し、連敗を2で止めた。佐藤輝明内野手(27)が初回に先制の決勝2ラン。先発左腕・森から3試合ぶりに会心の一撃をバックスクリーンへ運んだ。頼れる虎の4番が日曜日にアーチをかければこれでチームは22連勝。不敗神話は継続だ。後輩左腕・伊原を序盤から強力援護し、チームは2位・巨人と2ゲーム差をキープした。
表情に出すことはなくても、気合が入っていた。連敗中の猛虎に漂っていた悪い空気をバットで断ち切ったのは、やはり主砲だ。虎の4番・佐藤輝。お手本のような大飛球を中堅まで運んだ。
「先制点が欲しい試合だったので、いいバッティングができて良かった」
初回2死一塁。カウント1―1から森が投じた甘いツーシームを完璧に捉えた。上空で加速したロングドライブの打球はバックスクリーンに着弾。13日巨人戦以来3試合ぶりの一発は28号のV撃。沸き立つ三塁側の虎党を横目にダイヤモンドを一周した。今季、マツダスタジアムではやや湿り気味だった主砲の一打でチームも勢いに乗った。11日からの巨人3連戦で放った4本塁打を加えて週5本目のアーチ。本塁打でトップを走る森下にも1本差とし、3冠を射程圏内にした。
「いや、もう(先制の本塁打は)大きかったですね。チームとしてね。僕は自分の数字に集中して、やれることをやりたいですね」
後輩思いの主砲だ。援護打が際立つ。伊原が先発時の打撃成績は打率.429(28打数12安打)、5本塁打、14打点。しかも昨年4月20日の広島戦でも同じ森から初回に2ランを放つなど1試合2発の活躍で伊原のプロ初勝利をアシストしていた。頼もしいお兄ちゃんの一撃が、好投を呼び込んだ。
「サンデー輝」も健在だ。日曜日に本塁打を記録すればチームは22連勝。前カードの東京ドームでは試合前練習中に打撃手袋を少年にプレゼントするなど、ファンを大事にする心優しき大砲は、多くの家族連れが来場し、満員御礼となった広島でも輝いた。広島戦で本塁打を打てば昨年から9連勝。空気も流れも変える男の放物線は今や、プロ野球ファンを魅了する。
チームは連敗を2で止め、貯金13。日曜日は9連勝だ。「(3連敗しなかったことは)大きかったですよ。また、(火曜日からの)京セラで頑張りたい」。チームが苦境に陥っても、そう心配はいらない。猛虎には佐藤輝明がいる。(石崎 祥平)
○…佐藤輝(神)が初回に決勝打となる先制の28号2ラン。今季日曜日は打率.414(70打数29安打)で7本塁打とともに曜日別でトップ。6月21日のDeNA戦から続くチームの日曜日9連勝のうち、4度で勝利打点をマークしている。これで佐藤輝が日曜日に本塁打を打てば、チームは22年6月12日のオリックス戦から22連勝。広島戦で本塁打なら25年3月28日から9連勝と“不敗神話”も更新した。

