〈愛子さま〉が人差し指を“シュッ” 単独公務を案内した研究者が「かわいい〜!」と思った仕草
秋山千佳氏と文藝春秋取材班による記事「愛子さまってどんな人?」(2026年2月号)では、愛子さまと対面したことのある人物がその経験を振り返っている。愛子さまの何気ない仕草が、人々の心を掴んでいることがわかる内容だ。
【画像】昨年12月1日に24歳の御誕生日を迎えられた愛子さま
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愛子さまの初の単独公務は2024年5月、国立公文書館の特別展「夢みる光源氏」の視察だった。

愛子さまは2024年3月に学習院大学をご卒業 ©JMPA
愛子さまに緊張があったか、案内した調査員の星瑞穂さんに尋ねると、首を横に振った。
「いいえ。むしろ私の方が緊張しているとおわかりいただいたのか、宮様の方からお声がけいただいたり、積極的に質問してくださったりと、お気遣いいただきました」
案内開始早々、愛子さまは「私、目が悪いんです」と切り出し、眼鏡をかけたという。
「わざわざ断ってくださったことに丁寧なお人柄を感じましたし、眼鏡をかけながらウフフと微笑まれたもので、失礼ながら、かわいいなぁとしみじみ思いました」(星さん)
『枕草子』の夢にまつわる一節を見た際には、こう述べられた。
「夢占いは現代でもありますよね。人が死ぬ夢ってかえって良いことがあるとも言いますね」。愛子さまと肩肘張らない会話を楽しむうち、星さんの緊張はほぐれ、大変気さくな方だという印象が深まっていった。
江戸時代の注釈書についての星さんの解説に対し、愛子さまが別の注釈書の名を挙げるなど、造詣の深さに星さんが内心驚嘆する場面もあった。公務ではあるものの、貴重な展示を前に「ウキウキしていらっしゃる」のが伝わってきたという。
案内を終えた後、星さんの心に残る出来事が二つあった。
「『大変お詳しいですね』とお褒めの言葉をいただいたのですが、実は私の専門は平安時代ではなく江戸時代でして。そう申し上げたところ、『あっ、江戸時代でしたら「金々先生栄花夢(きんきんせんせいえいがのゆめ)」を読みました。授業で読んだだけですけど』と謙遜しながらおっしゃったのです。スッと話を合わせてくださる気遣いと、国文学全般に真剣に取り組まれてきたことが伝わってきて、感動いたしました」
そして、館長が「またおいでください」と伝えると、「はい。近くですのでシュッと来られます」と笑顔で応じ、右手の人差し指をスワイプするようにシュッと動かす仕草を添えた。
「かわいい〜! と思ってこちらも笑みがこぼれてしまいました。ご再訪を期待して待っております」
「成長を見てきたような気持ち」
女性週刊誌では近年、愛子さまの特集記事を載せると売れ行きが上々になるという。宮内庁の公式インスタグラムでも、愛子さまが写った投稿には「いいね!」が集まる。
皇室担当記者の佐藤あさ子さんは、愛子さまの国民的人気は成年行事でのローブデコルテ姿で火がつき、大学卒業からご活動が活発化するにつれ、ますます高まってきたと語る。
「愛子さまは小中学校時代に登校困難や激ヤセという試練に直面された際も、お姿を見せてこられました。国民も皆、当時を知っていますし、成長を見てきたような気持ちになり感慨ひとしおなのだと思います」
2001年12月1日、愛子さまは宮内庁病院で誕生された。雅子さまのご懐妊からご出産まで東宮職御用掛として担当した医師の堤治さんは、24年前をこう懐かしむ。
「愛子さまはお生まれになってすぐ元気な産声を上げられて、その声が病院中に響き渡るほどでした」
※約8800字の全文では、漫画家のちばてつやさんが愛子さまと交わした言葉を振り返っています。全文は、月刊文藝春秋のウェブメディア『文藝春秋PLUS』に掲載されています(秋山千佳+本紙取材班「愛子さまってどんな人?」)。
(秋山 千佳,本誌取材班/文藝春秋 2026年2月号)
