トヨタ「カローラスポーツ」一部改良モデル

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一部改良を実施した「カローラスポーツ」。納期は3ヶ月から4ヶ月

 トヨタは2026年7月13日、5ドアハッチバック「カローラスポーツ」の一部改良モデルを発表し、同日に発売しました。
 
 その後の納期やユーザーからの反響について、首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。

 1966年の誕生以来、世界150以上の国と地域で販売され、累計販売台数が5700万台超を誇るトヨタ「カローラ」シリーズ。

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 現行モデルは歴代12代目にあたり、先行する形でハッチバックモデルの「カローラスポーツ」が2018年6月にデビューしており、2019年9月に「カローラ(セダン)」および「カローラツーリング」がデビューしています。

 カローラスポーツは、「コネクティッド」と「クルマ本来の楽しさ」を融合した「新世代ベーシックカー」に位置づけられるモデルであり、同時に「初代コネクティッドカー」という使命も担っています。

 また、グローバルカーとして5大陸・延べ100万キロの走行試験を実施しており、世界中のあらゆる環境下においてもユーザーが「走る喜び」を感じることができるクルマを目指して開発されています。

 ボディは5ドアハッチバックとなり、外観は低重心でワイドなスポーティシルエットを実現しています。TNGAプラットフォーム「TNGA GA-C」の採用により、高剛性と走りの質感も高めています。

 ボディサイズは、全長4375mm×全幅1790mm×全高1460mm、ホイールベース2640mmです。

 また、フロントエンブレム(日本仕様のカローラ専用)を一新しており、車名の頭文字「C」と3つの花冠をモチーフにしたエンブレムを採用しました。

 内装についても、インストルメントパネルの厚みを抑え、ワイド化も実現しており、室内空間をシルバー加飾とブラックパネル構成で統一しています。

 また、ホールド性を追求した新開発のスポーツシートなどを装備します。

 安全装備においては、歩行者検知(昼間・夜間)・自転車運転者検知(昼間)を行い、衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」や、前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」をはじめとする、第2世代型の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しています。

 2026年6月時点で、カローラスポーツは6回もの一部改良を行っています。

 基本的にはボディカラーの入れ替えや標準装備枠の拡大などが中心ですが、2022年10月に実施された一部改良では、ハイブリッド車はすべての電動モジュールを刷新した1.8リッターハイブリッドシステムを採用。ガソリンエンジン車も、優れた燃費性能と走りの楽しさを追求した新しいエンジンを採用しています。

 その後、2025年5月に実施された一部改良の際にガソリンエンジン車が廃止され、ハイブリッドに一本化。そして現在にいたります。

 今回はモデルイヤー9年目にして7回目の一部改良となり、装備の充実化や新色設定、特別仕様車の設定が行われています。

 最上級グレードである「G“Z”」に標準設定される「225/40R18タイヤ&18×8Jアルミホイール」のデザインは、切削光輝とブラック塗装を組み合わせた意匠に変更。そのほか、ボディカラーの設定が見直され、モノトーンには、深みとスポーティさを両立した「ダークブルーマイカ」と、全車で選択可能な精悍な「ニュートラルブラック」の2色を追加しています。

 ツートーン仕様には、上質な「ブラック×プラチナホワイトパールマイカ」と、エネルギッシュな「ブラック×エモーショナルレッドIII」が設定されています。

 そして今回、カローラ誕生60周年を記念した特別仕様車「G“Z・ACTIVE ELEGANCE”」が設定されています。専用の内外装色や専用エンブレムなどを装備し、特別感を与えています。

 一部改良を受けたカローラスポーツの車両本体価格は、253万1600円から343万8000円です(いずれも消費税込み)。

 この一部改良が行われたカローラスポーツについて、7月下旬に首都圏のディーラーに問い合わせてみました。

「特別仕様車である『G“Z ACTIVE ELEGANCE”(G“Z” アクティブエレガンス)』のお問い合わせが多いです。

 実車を見てみたいので展示されている店舗を教えて欲しいというお客様もいらっしゃいます。

 カローラスポーツの納期ですが、ご納車まで3〜4ヶ月の見込みです」。

 他のトヨタディーラーにも問い合わせてみました。

「5ドアハッチバックモデルが好きで、以前はフォルクスワーゲン『ゴルフ』や『ポロ』に乗っていたというお客様がカローラスポーツを選ばれるというケースがちらほらあります。

 輸入車は維持費がかかるし、あっという間にポロは300万円台、ゴルフは400万円台になってしまった。

 100万円近く値上がりしたイメージがあったなかで、カローラスポーツの存在を知ったら、これが理想的だと知ってご購入を決められたお客様がいらっしゃいます。

 マイナートラブルがなくて、燃費も良い、内外装の質感が高いと喜んでいただいております。

 一部改良モデルのご注文ですが、現在のご納期は3〜4ヶ月の見込みです」。

 同クラスのハッチバックといえば、ゴルフやポロがあるものの、たしかに価格が一気に高くなった印象があります。

 ドイツ車ならではの安定性やクルマの作り込みに魅力を感じる人も多いでしょう。

 しかし、ハイオクガソリンが指定ですし(ディーゼルエンジンは軽油)、車検や消耗品などの維持費も日本車に比べて高くなりがちです。

 その点、カローラスポーツであればレギュラーガソリンが指定で、カタログ値の燃費(WLTCモード)も26.2km/L〜28.9km/Lと極めて優秀で、走りも遜色ありません。

 同クラスの輸入車と比較しても非常にコストパフォーマンスが高いモデルであることは確かです。

 これまでカローラスポーツに興味がなかったユーザーこそ、このクルマに触れてみる価値は大いにあるように思えてなりません。