奮起の新シーズン「この開幕戦にかけていた」横浜FM諏訪間幸成が王者相手に好守連発も「まだまだ足りない」
[8.7 J1第1節 横浜FM 3-4 鹿島 MUFG国立]
悔しさと向き合い続けた1年間を経て、対人自慢のセンターバックが節目のシーズン開幕戦で好スタートを切った。
横浜F・マリノスのDF諏訪間幸成はJ1開幕節の鹿島戦に左CBでフル出場。終盤は足がつった状態でピッチに立ち続けるしかなく、チーム全体が消耗した中でリードを守り切ることはできなかったものの、元気にプレーしていた時間帯では度重なるシュートブロックと空中戦で強烈な攻撃陣に渡り合っており、上々の存在感を見せていた。
諏訪間は筑波大から加入した昨季、シーズン序盤戦でレギュラーの座を託されたが、出場試合で一度も勝つことができないまま負傷もあって先発から転落。今年上半期のJ1百年構想リーグでも4試合の先発にとどまり、悔しい1年間を送っていた。それでも今季はスティーブ・コリカ監督のもと、開幕スタメンのチャンスを獲得。奮起に燃えるモチベーションの高さをピッチ上で表現している。
「去年から、百年構想リーグから一日一日の練習、試合を大切にして、やるべきことを明確にしてそれを積み重ねてきた。キャンプからこの開幕戦にかけていた」。シーズンオフには自身の強みと課題に向き合いながらトレーニングに励んでいたのだという。
「自分のストロングは潰すところ、ゴール前で身体を張る部分だなというのがプロに入って明確になったし、そこを伸ばしていかないといけないなというところがはっきりした。そこを自信を持ってやれればいいプレーができるというのも感覚として分かってきている。その経験があるからこそ、もっといろんなトライができると思う」
この日は1-1で迎えた前半18分、絶妙な左足ロングフィードをFW三井寺眞に通すなど、攻撃面のトライも随所に垣間見せた。「キャンプから監督に『前を見ろ』と言われていたし、左足で出せたのも感覚としていいのかなと思う。両足を使いながらやれている証拠かなと」。受けた三井寺のアウトサイドトラップには「びっくりした。あそこから行けちゃうんだと思った」と目を細めていたが、こうした配球面の進化はチームにとってもポジティブ要素だ。
その一方、最後まで走り切れなかったところはチームとしても個人としても大きな課題となった。諏訪間は「自分としてこの試合にかけていたし、チームとしていい入りができていた。でも後半の部分で自分たちが90分間走り切れなかったところが勝敗を分けた要因だと思う」と振り返りつつ、「自分も足をつってしまってまだまだ足りないと分かった。この悔しい気持ちを次に繋げたい」と飛躍を誓っていた。
(取材・文 竹内達也)
悔しさと向き合い続けた1年間を経て、対人自慢のセンターバックが節目のシーズン開幕戦で好スタートを切った。
横浜F・マリノスのDF諏訪間幸成はJ1開幕節の鹿島戦に左CBでフル出場。終盤は足がつった状態でピッチに立ち続けるしかなく、チーム全体が消耗した中でリードを守り切ることはできなかったものの、元気にプレーしていた時間帯では度重なるシュートブロックと空中戦で強烈な攻撃陣に渡り合っており、上々の存在感を見せていた。
「去年から、百年構想リーグから一日一日の練習、試合を大切にして、やるべきことを明確にしてそれを積み重ねてきた。キャンプからこの開幕戦にかけていた」。シーズンオフには自身の強みと課題に向き合いながらトレーニングに励んでいたのだという。
「自分のストロングは潰すところ、ゴール前で身体を張る部分だなというのがプロに入って明確になったし、そこを伸ばしていかないといけないなというところがはっきりした。そこを自信を持ってやれればいいプレーができるというのも感覚として分かってきている。その経験があるからこそ、もっといろんなトライができると思う」
この日は1-1で迎えた前半18分、絶妙な左足ロングフィードをFW三井寺眞に通すなど、攻撃面のトライも随所に垣間見せた。「キャンプから監督に『前を見ろ』と言われていたし、左足で出せたのも感覚としていいのかなと思う。両足を使いながらやれている証拠かなと」。受けた三井寺のアウトサイドトラップには「びっくりした。あそこから行けちゃうんだと思った」と目を細めていたが、こうした配球面の進化はチームにとってもポジティブ要素だ。
その一方、最後まで走り切れなかったところはチームとしても個人としても大きな課題となった。諏訪間は「自分としてこの試合にかけていたし、チームとしていい入りができていた。でも後半の部分で自分たちが90分間走り切れなかったところが勝敗を分けた要因だと思う」と振り返りつつ、「自分も足をつってしまってまだまだ足りないと分かった。この悔しい気持ちを次に繋げたい」と飛躍を誓っていた。
(取材・文 竹内達也)

