衝撃的なJ1デビューを飾った三井寺。(C)SOCCER DIGEST

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[J1第1節]横浜FM 3−4 鹿島/8月7日/国立競技場

 衝撃デビュー。その表現は全く大袈裟ではない。むしろ弱いかもしれない。

 横浜F・マリノスの黄金ルーキー、三井寺眞は16歳4か月5日で先発。J1開幕戦における最年少記録を樹立すると、開始7分でグラウンダーのクロスをねじ込み、先制点をマーク。森本貴幸氏の15歳11か月に次ぐ、 歴代2位の若さでゴールも奪ってみせた。

 超新星の勢いは止まらない。18分に左足アウトサイドでの超絶トラップで、名DF植田直通を手玉に取り、チーム2点目を呼び込めば、58分に3点目の起点にもなった。マリノスは最終盤に鹿島アントラーズの猛反撃に遭い、手痛い逆転負けを喫したものの、三井寺は自身の得点を含め、なんと全3ゴールに絡む驚異の活躍を見せた。

 試合後の取材エリア。報道陣にぐるっと囲まれた高校1年生は、初々しい笑みを浮かべながら「昨日前泊でずっと緊張してたんですけど、色んな先輩が話しかけてくれて、今日は伸び伸びプレーできたかな」「試合前に色んな人から『なんかお前決めそうだな』みたいに言われてて、良いとこにボールが転がってきたのですごい嬉しかったです」と語った。
 
 国立がどよめいた神トラップについては、「たまたまです」と謙遜しつつ、「(植田選手が)来てたので、後ろのスペース空いてるかなと思ってトラップしたら、なんか良い感じになりました」と振り返った。

 ただ一方で、足をつって61分に交代した。向上心の強い三井寺は「今までつったことがなかったので、まさか60分でつるとは思ってなかったんですけど、やっぱ自分が思ってる以上に緊張が大きかったのか...60分でつってたら、90分の試合なので使われる回数は少なくなってくる。そこは今後の課題にしたいです」と反省も口にした。

 さらに「活躍し続ける選手が上に行ける。自分はまだ1試合しか出てないので、『チャンスを掴み続ける』というのは自分のモットーにしていきたいかなと思っています。やっぱり球際やフィジカルの面は劣ってた部分が多かったので、そういうとこは磨かないとこれから活躍できないと思うので、そこは頑張っていきたいです」とも伝えた。

 開幕戦を視察した日本代表の森保一監督も「得点も決める、演出もする本当に素晴らしい活躍をしていた。ハツラツとしたプレー、すごく良かった」と大絶賛だ。Jリーグ変革元年の2026/27シーズンに現れた神童から目が離せない。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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