大宮MF山本桜大「世界で戦うなら絶対できたほうがいい」新境地ポジションで目指すJ1昇格
新たな武器を手にJリーグの開幕戦へ。RB大宮アルディージャは8日のJ2リーグ開幕節でアルビレックス新潟と対戦する。MF山本桜大は1日のプレシーズンマッチ・浦和レッズ戦では4-3-3のインサイドハーフでプレー。慣れないポジションながら攻守で存在感を示し、「ボールに触れるので楽しい」と手応えを語った。
9年ぶりのダービーマッチは、浦和が序盤から押し込む展開となった。山本も「相手の圧にビビってしまった」と振り返るが、前半11分にFWカルリーニョス・ジュニオが先制ゴールを決めると、それ以降は持ち前のビルドアップを発揮。「ビビらずビルドアップすればJ1の強度でも剥がせることがわかった」(山本)。14分に追いつかれるも、1分後にはMF泉柊椰のゴールで勝ち越し。終了間際に再び追いつかれたが、浦和を相手にイーブンな展開で試合を締めた。
山本は4-3-3の右インサイドハーフでプレーした。相手に押し込まれる展開では中盤の底に下り、MF加藤玄との2ボランチで落ち着かせ、攻撃時には前線に顔を出した。
この試合の2得点にはいずれも関与した。先制点の直前には左サイドの泉がボールを持った際、山本は左サイドの内側からPA内に入り込む動作で相手のマークを引き付ける。豊川をフリーにし、C・ジュニオへのクロスの道筋を作った。
「エゴを押しつぶしてでもチームのために、というポジション。そこは結果につながってよかった」。そう1点目を振り返る山本は、2点目の起点にもなった。後方からのロングボールを巧みにキープすると、単騎で運びながら左サイドに展開し、泉のゴールにつなげた。
今年1月に柏レイソルから大宮にレンタル移籍で加入した。前線でのプレーでJ2・J3百年構想リーグでは開幕3試合連続ゴールを挙げて19試合10得点。シーズン終了後にライプツィヒへの完全移籍が決まったが、レンタルで再び大宮に加わった。今シーズンはインサイドハーフとしてより攻守の連動が求められる位置で起用されることになる。
「4-3-3のインサイドハーフは初めてだったので、新しいチャレンジではある。だけど、ボールに触れるのは楽しい。責任というか、あの場所でボールを取られたらピンチになるので、その塩梅はいま探している途中」
海外移籍決定後の即Jリーグ復帰にも「全然ポジティブ」と前を向く。「J1に昇格してチームに貢献したいという思いはあった」。そう力を込める山本は「個人的にもう1年やりたかったので。そこはWinWinで」と新シーズンに目を向けた。
インサイドハーフ挑戦には海外への意識ものぞかせる。「試合に出られればどこでもやりたいし、あそこのポジションも新しい場所だけど、まず世界で戦っていくとなったときにあそこも絶対できたほうがいい。ウインガーとかサイドの選手には突出した武器があるけど、8番や10番を磨けるチャンスがあるのはすごくうれしい」。レンタル期間は来年6月末まで。得点感覚だけでなく、攻守を司る存在としてさらなる力も手に入れるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
9年ぶりのダービーマッチは、浦和が序盤から押し込む展開となった。山本も「相手の圧にビビってしまった」と振り返るが、前半11分にFWカルリーニョス・ジュニオが先制ゴールを決めると、それ以降は持ち前のビルドアップを発揮。「ビビらずビルドアップすればJ1の強度でも剥がせることがわかった」(山本)。14分に追いつかれるも、1分後にはMF泉柊椰のゴールで勝ち越し。終了間際に再び追いつかれたが、浦和を相手にイーブンな展開で試合を締めた。
この試合の2得点にはいずれも関与した。先制点の直前には左サイドの泉がボールを持った際、山本は左サイドの内側からPA内に入り込む動作で相手のマークを引き付ける。豊川をフリーにし、C・ジュニオへのクロスの道筋を作った。
「エゴを押しつぶしてでもチームのために、というポジション。そこは結果につながってよかった」。そう1点目を振り返る山本は、2点目の起点にもなった。後方からのロングボールを巧みにキープすると、単騎で運びながら左サイドに展開し、泉のゴールにつなげた。
今年1月に柏レイソルから大宮にレンタル移籍で加入した。前線でのプレーでJ2・J3百年構想リーグでは開幕3試合連続ゴールを挙げて19試合10得点。シーズン終了後にライプツィヒへの完全移籍が決まったが、レンタルで再び大宮に加わった。今シーズンはインサイドハーフとしてより攻守の連動が求められる位置で起用されることになる。
「4-3-3のインサイドハーフは初めてだったので、新しいチャレンジではある。だけど、ボールに触れるのは楽しい。責任というか、あの場所でボールを取られたらピンチになるので、その塩梅はいま探している途中」
海外移籍決定後の即Jリーグ復帰にも「全然ポジティブ」と前を向く。「J1に昇格してチームに貢献したいという思いはあった」。そう力を込める山本は「個人的にもう1年やりたかったので。そこはWinWinで」と新シーズンに目を向けた。
インサイドハーフ挑戦には海外への意識ものぞかせる。「試合に出られればどこでもやりたいし、あそこのポジションも新しい場所だけど、まず世界で戦っていくとなったときにあそこも絶対できたほうがいい。ウインガーとかサイドの選手には突出した武器があるけど、8番や10番を磨けるチャンスがあるのはすごくうれしい」。レンタル期間は来年6月末まで。得点感覚だけでなく、攻守を司る存在としてさらなる力も手に入れるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)

